2012年11月 5日 (月)

大飯原発の活断層騒ぎ

 関西電力大飯原発の敷地内を走る地層の食い違いが、活断層かどうかで揉めに揉めています。これが活断層であれば、活断層を横切って敷設している冷却水用の配管に致命的なダメージを与えるので、直ちに原発を停止すべきだと云う意見があるようです。問題は二つです。一つは、地層の食い違いが地すべりによるものなのか、断層によるものなのかで、断層であれば活断層なのか古い断層なのかということです。また、もうひとつは、配管の損傷ということでしょう。昨日のTVニュースで、東洋大とかの先生が、「活断層であることは間違いないので、くだらん議論をせずにすぐに原発を止めるべき」のような発言をしていました。まるで今日にでも断層が動くような妄言ですね。まあ、学者なんてこんなものでしょう。一面的なものの見方で物事を論議するという、出来の悪さをさらけ出しています。活断層の定義すらままならないのに、すぐにでも活断層が動き大地震が起こるような発言は、人々を不安に陥れるだけでしょう。

 最初にすべきことは、配管をやり直すことです。それと同時にきちんと調査をして、活断層かどうかの結論を出せばいいではないですか。学者ではなく、地すべりの経験が豊富な地質調査会社が調査すれば、すぐにわかるでしょう。配管の技術では、今は少々の食い違いであれば損傷を受けないような配管方法があります。まず、できることからやることが必要でしょう。今原発を止めたら、それこそ明日の電気に困るのです。それを無視して何千年・何万年に一度起こるかどうかという活断層が怖くてすぐに原発を止めろと云うのは、現実を無視した学者のたわごとでしょうね。そんなことを云うのだったら、火山の麓には住めませんよ・・・。

原三角点(2012年11月3日 下仁田町・白髪岩、1512m) 白髪岩には日本に3カ所(あとは雲取山と米山)しか残っていないと云う原三角点があります。国土の測量が陸軍に移管される前に、内務省が明治15年に設置したものということです。頂上近くの岩場から見る景色は、さすがに原三角点の山だけあって見事なものでした。

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2012年9月10日 (月)

土壌汚染対策法ガイドライン(3)

 またまたガイドラインのことかと、このブログを読まれる方はうんざりするでしょうね。ようやくガイドラインの中で、私が担当する調査の項目のチェックが終わりました。私は、全地連(全国地質調査業協会連合会)ほかが行っている土壌汚染調査技術管理者試験講習会の講師を務めているのですが、その講習会に合わせて全地連のホームページでe-ラーニング形式の講習も行っています。e-ラーニングのためのテキストも書いていて、その修正を行わなければなりません。また実際の講習会で使うスライドの作成・修正を行う必要があります。今日ようやくテキストの修正が終わったのです。そのテキストを基にしてホームページにアップしますので、担当される方はこれから大わらわとなるでしょう。

 ガイドライン改定第2版は、本文だけで516Pあります。それにAppendixが160Pありますので、合計では676Pということになります。近々土壌環境センターから印刷物が発売されるでしょうが、617Pのガイドラインをきちんと全ページ読む人はほとんどいないでしょう。所管である環境省のお役人ですら読んでいないのではないですか?私のブログにある人がコメントを寄せられています、これは拷問である、と・・・。法や規則を改定もせず、ガイドラインの改定だけで済ませたことには大いに疑問がありますし、まして、自然由来の汚染土壌による盛土のことだけであるなら、その分を別冊で出せばよかったのです。細かく記述しても、せいぜい50Pで済むでしょうに・・・。そこで提案。ぜひ全地連のe-ラーニングを受講して(2100円ほどお金はかかりますが)、そのテキストを印刷して利用してください。テキストには要所にガイドラインのページ数も記載してありますので、必要な時だけガイドラインを読めばいいでしょう。発狂しないためにはそれがベストの選択でしょう。あ!、e-ラーニングの申し込みは9月7日まででした。ごめんなさい。

クロマメノキの実(2012年9月9日 浅間山) 私が発狂するのを防ぐためにも山に登るのは欠かせません。浅間山でクロマメノキの実(ブル-ベリーと同じ)を摘んで、ジャムにしようか、果実酒にしようか迷っています。

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2011年12月26日 (月)

八ツ場ダム

 先週は、八ツ場ダムや、金正日の死去、SANYOの看板撤去などのニュースが入っていました。金正日のことは別として、群馬県人としては八ツ場ダムの建設継続のニュースが驚きでした。確かに、総事業費4600億円のうち、すでに3000億円は使ってしまっています。本体を除いて、周辺の事業はほとんど完成しています。道路・鉄道・住民移転環境整備費などは変わりなく進められてきました。吾妻川沿いの道を車で走れば分かるのですが、付け替え道路や橋はほぼ出来あがっています。水没する川原湯温泉では旅館等の移転が終わっているようです。しかし、かつて数十軒あった温泉旅館は10軒程度しか残らないそうです。ここまできたら造るしかないのかもしれません。引き返すのならもっと前に、少なくとも住民移転が始まる前に引き返せばよかったのです。

 政権が自民党から民主党へと変わったおかげで大混乱です。一番の迷惑は、住民でしょう。民主党は2年前の選挙のマニフェストで八ツ場ダム中止を掲げて勝利しました。しかし今、マニフェストに掲げたことで実現あるいは前進したものがどれだけあるのでしょう。マニフェストに書いたことに関して、現実はそんなに甘くなかったということでしょう。これからは、選挙の時に軽々しくできもしないことを言わないことです。しかし、民主党は少しは反省しているのでしょうかね。前原さんが言うような、勝った、負けたの世界ではないでしょうに。

浅間山と荒船山(2011年12月23日 西上州・立岩から) 荒船山は普通は平らな山頂をもった写真を見るのが多いのですが、南側からみるとちょうど陰になって、荒船山南端の経塚山が目立ちます。

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