« 2024年6月 | トップページ | 2024年8月 »

2024年7月26日 (金)

パリオリンピック

 今日26日、パリオリンピックが開幕します。開会式に先立って行われたサッカーでは、日本は5-0で勝ち、幸先の良いスタートを切りました。これから8月11日まで世界はオリンピックで盛り上がるのでしょう。東京オリンピックのように日本での開催でないだけ、一日中どのTVチャンネルを回してもオリンピックだらけということはないでしょうが、それでも私はうんざりするでしょうね。東京オリンピックは世界で30億人が視聴したそうです。

 昔はオリンピックは平和の祭典と言われたものですが、今は政治とくっついてしまいました。ロシアはウクライナを侵略したために公式参加は認められませんが、イスラエルはガザを侵略して3万人以上を殺したのに参加が認められています。オリンピックの二重基準(ダブルスタンダード)といわれても無理ありません。先日NHK-BSで「栄光のランナー/1936ベルリン」という映画を放送していました。ベルリンオリンピックの映画です。当時のナチスはユダヤ人と黒人の参加は認めない方針でしたが、アメリカオリンピック委員会のブランデージとの裏取引で認められたそうです。映画は黒人の陸上競技選手が4個の金メダルを取る話で、少々泣かされました。

ニッコウキスゲ(2024年7月19日 霧ヶ峰) ほんの20年ほど前は、霧ヶ峰では全域がニッコウキスゲの黄色に染まっていたのですが、シカの食害によって全滅状態となりました。地元の人たちが一部の区域を柵で囲って電気を流しシカを防い結果、囲いの中だけは群落が復活しました。しかし、仕方がないとはいえ無粋ですね。安全のためか柵に近づくことはできず、写真を撮るのも一苦労です。

240719

| コメント (0)

2024年7月22日 (月)

新札の顔

 紙幣が新しくなり、1万円札は福沢諭吉から渋沢栄一に、5千円札は樋口一葉から津田梅子に、千円札は野口英世から北里柴三郎になりました。津田梅子と北里柴三郎は私としては異存ありませんが、渋沢栄一はどうにも不快感が募ります。渋沢は実業家で銀行や企業を多く創立・支援していて明治の世の経済界をけん引した人物とされています。実業家としての実績はその通りなのでしょうが、私はある1点で嫌いです。

 いわゆる明治を築いたとされている人物には裏と表があります。西郷隆盛・大久保利通・木戸孝允などの裏の顔はテロリストでしょう。さすがに文化人や科学者にはそのような裏表がある人は少ないのですが、政治家や実業家には裏表が見えます。渋沢は古河鉱業の共同経営者であり、足尾鉱毒事件を引き起こしています。鉱山の開発に資金を投じ鉱毒の垂れ流しで手を汚しているのです。そんな渋沢が嫌いです。どうせお札の顔を替えるなら聖徳太子にでもすればよかったのに・・・。

クロユリ(2024年7月18日 乗鞍岳) 乗鞍高原からバスに揺られて標高2700mの畳平までズボラ登山をしてきました。今畳平は高山植物が真っ盛りで、クロユリ・ハクサンイチゲ・ヨツバシオガマ・コマクサなどを見て回りました。

240718

| コメント (0)

2024年7月16日 (火)

胆嚢炎(2)

 胆嚢炎で緊急入院し、7月6日に退院してから10日がたちました。退院しても1週間くらいは胃(実際は胆嚢)が重い感じがしていたのですが、ここ2~3日は重さも鈍痛もなくなりました。それでも食事制限があって、香辛料などが入った刺激物や油物は食べられませんし、消化の良くないものもダメです。一番つらいのはコーヒーが飲めないことです。紅茶・緑茶・コーヒーなどのカフェインを含むものも栄養士に止められています。体は極めて元気なのですが、どうも調子が出ませんね。

 今日は2週間ぶりに出社しました。わが社は朝と午後3時にコーヒーを淹れています。私が会社を作ったときから続いています。今朝は出社してコーヒーを一口だけ飲みました。うまかったです。昼の食事も油物はダメなので、いつも行く食堂で中華雑炊を作ってもらいました。来月初めには病院で診察してもらい、順調ならば胆嚢の切除手術になるでしょう。内科の先生に、今は胆石が胆嚢の中にぷかぷか浮かんでいる状態で、いつ悪さをするかわからないと脅されています。

ホソバヒナウスユキソウ(2024年6月26日 谷川岳)先回のオゼソウと同様、この花も尾瀬の至仏山とここ谷川岳にしかありません。谷川岳と至仏山は蛇紋岩からなる山で、ほかの山にはない花が多くあり、また同じ蛇紋岩からなる早池峰山などと共通する花がいくつかあります。

240626_20240716140201

| コメント (0)

2024年7月 8日 (月)

急性胆嚢炎

 先月の28日の夜遅く急に胃が痛みだし、3時間ほどの間七転八倒しました。その後痛みはやや収まりましたが、胃のあたりの重さと鈍痛が続きました。先週月曜日は出社しましたが、ろくにものを食べられませんでした。火曜日にかかりつけの医師に行くと、胃ではなく胆嚢炎の疑いがあるということで、高崎総合医療センターで検査するように命令され、検査した結果急性胆嚢炎と診断されました。即入院です。

 CTでは胆管に8mmほどの胆石が見つかっています。胆嚢はパンパンに腫れ上がっていて、腫れは肝臓にまで及んでいました。入院して毎日抗生物質と栄養物質の点滴でした。入院初日は絶食で、2日目は重湯だけ、34日目からは少しずつおかゆになりました。4日目の血液検査で、腫れがほとんどなくなっていることがわかり、5日目の土曜日無事退院できました。それでも胆石がなくなったわけではないので、様子を見ながら安定したら胆石を取り除く手術をする予定です。2か月ほど先ですが・・・。

オゼソウ(2024年6月26日 谷川岳) 痛みだす2日前は元気に谷川岳の登っていたのですがねえ。頂上手前の肩の雪渓最上部の雪が解けたところには、ハクサンコザクラ・オゼソウ・ツガザクラ・イワイチョウ・イワカガミなどが咲き始めています。オゼソウは谷川岳と至仏山だけに生える特産種です。

240626_20240708170501

| コメント (0)

2024年7月 1日 (月)

井戸が不調です

 我が家の井戸の調子がよくありません。井戸は2014年秋に知り合いの業者に頼んで掘りました。深さは8m、井戸口径は75mm(VP)です。完成当初は鉄分が多い、いわゆる赤水が出ていましたが、1年ほどできれいになり何年も順調に水をくみ上げていました。ポンプはカワモトのホームポンプ(130W)です。くみ上げた水は庭や畑の散水や池の補水に利用していました。夏の作業で汗をかいたとき、冷たい井戸水にタオルを浸し、汗や体をぬぐうと何とも言えず良い気持ちです。

 ところが今年になってから蛇口を開いても水が出なくなりました。少し水が出てもすぐに空気を吸い込んでしまい、出なくなります。原因としては、ポンプの密閉度・井戸の埋まり・揚水管を含めた吸水側配管の破損・地下水位の異常低下などが考えられますが、一つ一つ原因と思われることをつぶしてみました。ポンプは新しいものに交換しました。地下水位は静水位で3.84m、動水位は5m程度で、異常ではありません。配管も掘り返し揚水管も引き上げましたが異常ありませんでした。お手上げです。あきらめてしばらく様子を見ます。これでは元井戸屋としては失格ですね。

クチバシシオガマ(2024年6月26日 谷川岳) クチバシシオガマはヨツバシオガマの仲間です。ヨツバシオガマの花は赤紫色ですが、この花は色が薄く鳥のくちばしに見える部分が長くなっています。ヨツバシオガマは北へ行くほど1本につける花の段数が多くなり、北海道では30段にもなります。今では北のものは変種ではないかともいわれています。キタヨツバシオガマ・ハッコウダシオガマ・レブンシオガマなどです。クチバシシオガマも変種なのでしょうかね。

240626

| コメント (0)

« 2024年6月 | トップページ | 2024年8月 »