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2024年6月17日 (月)

礼文島

 久しぶりに礼文島へ行ってきました。先回は2019年7月11日ですから5年ぶりです。その時は桃岩のトレイルコースを4時間かけて歩き、花を満喫しました。今年は6月13日に朝一番の稚内からのフェリーに乗り、レンタカーを借りて岬と花めぐりをしました。礼文島は寒冷な気候のため、海岸から高山植物が分布しています。今回の圧巻は最北端のスコトン岬へ向かう山道(江戸屋山道)です。一方通行の狭い道で、ハイカーも多いのですが、ところどころに駐車できる場所があり花の観察ができます。

 この山道には、チシマフウロ・ハクサンチドリ・レブンシオガマ・ネムロシオガマなどを見ることができました。澄海(すかい)岬へ行く道の途中にはレブンアツモリソウの保護地がありありました。岬周辺ではエゾカンゾウ(ニッコウキスゲ)などの群落がみられます。この後は横着して桃岩のレンジャーハウスまで車で登り、桃岩周辺の花を楽しみました。前が7月、今回が6月と時期が違うので、花も異なっていてうれしい旅でした。

レブンアツモリソウ(2024年6月13日 礼文島) 普通のアツモリソウは紫色なのですが、レブンアツモリソウは淡いクリーム色です。かつては全島に咲いていたのですが、盗掘などで大幅に減少し、今はこの保護区でのみ生き延びているようです。

240613

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