木イチゴ
4月になると低い山は花盛りです。群馬の山で標高500mほどの高さでは、木の花ではツツジ・ダンコウバイ・クロモジ・木イチゴなどが咲き、草では各種のスミレが多く咲きます。木イチゴではモミジイチゴとニガイチゴが多くあります。高い山ではミヤマニガイチゴがあり、8月には赤い実がなります。モミジイチゴもニガイチゴも真夏には実がなるのでしょうが、真夏は暑いので低い山には登りませんので、食べたことはありません。
我が家の庭にはモミジイチゴとブラックベリーがありますが、モミジイチゴは花は咲いても実がなったことはありません。谷川岳や浅間山塊の稜線にはミヤマニガイチゴがあり、夏の暑いときによくつまんでいました。「ニガ」とついてはいますが、あまり苦味は感じません。夏も終わりに近づくと、山ではこの木イチゴやガンコウラン・クロマメノキの実をつまみながら登るのも楽しいものです。もっとも、やかましい人は高山植物の保護として「実を食べるなどもってのほか・・・」といいそうですがね。
ニガイチゴ(2024年4月16日 牛伏山)尾根筋に多くあります。モミジイチゴによく似ていますが、葉がモミジ形でないので見分けがつきます。花はモミジイチゴよりも少し大きいようです。
コメント