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2024年4月 8日 (月)

ガザ半年

 イスラエルがパレスチナ自治領のガザ地区に侵攻して半年がたちました。侵攻のきっかけはハマスが行ったイスラエル南部への無差別テロですが、それから半年たった今ではガザ地区の死者は3万人を超えています。イスラエルでのテロの死者は1200人で、さらにハマスは200人以上の人質を取ってはいますが、ガザでの死者はそれを大幅に上回り、死者の7割は女性や子供であるといわれています。いくらテロへの報復であっても、これはもう殺戮といってもいいでしょう。

 さらにイスラエルはガザ地区を封鎖して物資の搬入を阻み、200万人のガザの人たちを飢餓の状態に追い込んでいます。これには今までイスラエルを支持していたアメリカも業を煮やし、人道状況を改善しなければ支持を考え直すと表明しています。昔イスラエル建国のことを描いたポール・ニューマン主演の映画「栄光への脱出」では、移住したユダヤの人々を温かく迎えるパレスチナの民を描いていました。それが次第に憎悪が募り、現在のようになってしまったのです。ガザもウクライナもスーダンも、なぜ人はこんなに憎みあわないとならないのでしょうか。

ミツマタ(2024年4月2日 御荷鉾山塊・稲含山麓)ミツマタはその名の通り枝が3本に分かれ、コウゾとともに和紙の原料となります。稲含山麓の秋畑地区は落人伝説があるともいわれ、そんな人たちが和紙を漉いていたのでしょうか。

240402

 

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