アナグマ
昨日山で珍しい動物を見ました。アナグマです。群馬県南部の御荷鉾山塊にある稲含山にアカヤシオを見に行ったにですが、満開のアカヤシオを満喫し登山口に戻った時、大きな池を造った斜面の岩の上にひょっこり姿を現しました。近づいてもこちらをじっと見ていて逃げる気配はなく、何枚か写真を撮ることができました。そのうち岩の隙間の穴に入ってしまいましたが、初めて見ました。登山口は標高1000mほどにあるのですが、こんな高いところに住んでいるのですね。
この山では時折ニホンカモシカを見ることはあるのですが、アナグマもいるのですね。調べてみると、日本では本州以南に生息し、冬眠するそうです。見たアナグマは冬眠明けで動きが鈍かったのでしょうか。土を掘って長い巣を作り、入り口もたくさんあるようです。狩りをするときは入り口1か所を除き全部ふさいで煙でいぶして追い出し捕まえるそうです。毛皮をとって食べるのでしょうか。タヌキ汁は聞いたことがありますが、アナグマ汁は聞いたことないですね。
アナグマ(2024年4月29日 稲含山) 結構愛嬌のある顔をしています。タヌキと同じように雑食ですが、ミミズが好物で、穴を掘ってよく食べるそうです。
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