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2024年3月25日 (月)

モスクワのテロ

 モスクワ郊外のコンサート会場でテロがあり、25日朝時点で死者137人、負傷者180人以上となっています。ISが犯行声明を出し、4人の実行者が銃撃・放火に及んだとされています。プーチン大統領は声明で、ウクライナが糸を引いているようなことを述べていました。しかしこれはないでしょう。ウクライナが糸を引いているのであれば、テロを憎む欧米各国がそっぽを向くのは明らかです。ウクライナへの支援が考え直されることを承知で糸を引くかどうかはだれが考えてもわかるでしょう。プーチン流のガセ情報でしょう。

 それにしても死傷者が300人を超えているのはテロのすさまじさを物語ります。仮に死傷者すべてが銃撃によるものであるとしたら、たぶん千発以上の銃弾が発射されたのではないでしょうか。犯行時間はわずか18分、銃撃時間はもっと短いはずで、せいぜい10分程度でしょう。このような大量の銃弾と銃(多分自動小銃)が、ロシアのように治安の厳しい国家で自由に持ち運べたということが驚きです。

オカメザクラ(2024年3月21日 庭で) オカメザクラはカンヒザクラとマメザクラの交配種で、イギリスで生まれました。ソメイヨシノよりも2~3週間早く咲きます。寒の戻りのせいかソメイヨシノの開花が遅れていますが、今週末頃には咲き始めるのではないですか。

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2024年3月18日 (月)

岸田の謝罪

 先日開催された自民党の党大会で、冒頭のあいさつで岸田総裁はパーティー券のキックバックで政治不信を招いたと謝罪しました。でも誰に謝罪したのですか。党大会で党員を前にしての謝罪ですから、わたしには党員に対して謝罪しているように見えました。謝罪する相手が違うだろ。

 その前には和歌山県での自民党の集会・懇親会で半裸同然のダンサーをたくさん呼んで、国会議員を含めて舞い上がっていたようです。主催した自民党県議はダーバーシティ(多様性)の表現の一環として招いたなどと訳が分からないことを述べていましたが、非難に対してにっちもさっちもいかなくなったことから自民党を離党しました。それでも県議は辞めないようです。もう自民党は上から下まで乱れ切っています。それでも自民党支持者が多くいるのですから、多くの日本人が善悪の判断ができなくなっているのでしょう。世も末ですね。

マンサク(2024年3月7日 庭で) 先週載せたアブラチャンと同じころに山で咲きます。もう何年も前に山で枝を折ってきたものを挿し木したものです。何本も挿したのですが1本だけ生き残りました。

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2024年3月11日 (月)

別海高校

 別海高校は北海道東部別海町の道立高校です。今年の選抜甲子園に21世紀枠で選ばれました。私は別海高校には縁もゆかりもありませんが、はるか昔北海道に16年間住んでいましたから、応援したくなりました。北海道から甲子園に出場した高校は、札幌や旭川などの都市部の高校がほとんどです。それが今回は人口1万人少々、牛が10万頭以上という国後島を望む根室海峡に面した小さな町(といっても面積はとてつもなく大きい)から出場するのです。応援したくもなりますよ。

 別海は「べつかい」が正式呼称だそうですが、私が北海道にいたころは「べっかい」と呼んでいました。今でもそう呼ぶ人が多いのではないでしょうか。野付湾に面した尾岱沼の港では、野付の海で獲れたホッカイシマエビの浜ゆでしたものを売っていて、よく食べました。別海は緩い丘がどこまでも続く日本離れした風景が見られます。昔は乳業工場がいくつもあり、そこの井戸のメンテナンスに通ったことがあります。別海高校は小さな高校で、冬の練習もままならないでしょう。農業用ビニールハウスの中で練習しているそうです。意地を見せてもらいたいものです。

アブラチャン(2024年3月5日 高崎市吉井町・牛伏山) 山に春早く咲く木の花ではマンサク・ダンコウバイ・キブシなどがあります。アブラチャンはダンコウバイに似ていますが、花は小ぶりで幹の模様が違います。昔はアブラチャンの皮から油を採ったそうです。

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2024年3月 4日 (月)

ラジー賞

 アメリカ映画界最大のお祭りである第94回アカデミー賞表彰式が3月10日に迫っています。今年はどのような映画・俳優が受賞するのでしょうか。私は映画好きなのでアカデミー賞もそれなりに楽しんではいますが、それ以上に楽しいのはラジー賞(ゴールデンラズベリー賞)です。ラジー賞は1981年にできました。最低の映画やくだらない演技をした俳優に贈られる賞なので、当然授賞式に出席する人はほとんどいません。出席した人の中で最高傑作はサンドラ・ブロックとハル・ベリーです。二人ともアカデミー主演女優賞を受賞したこともあります。ハル・ベリーは授賞式にはアカデミー賞のオスカーを手に現れたそうです。

 ラジー賞の常連は20世紀ではシルベスタ・スタローンでした。この賞はスタローンのためにあるという人もいたくらいです。スタローンはロッキー・ランボー・コップランドなどの優れた映画にも出ているのですが、毎年の様にラジー賞にノミネートされていました。21世紀になってからは少なくなりました。アメリカは面白い国で、こんな賞が大手を振ってまかり通っているのです。日本にもあることはあったのでしょうが、ラジー賞ほど話題になることはありませんでした。ラジー賞を受賞した俳優だからと言って大根役者というわけではなく、先ほど挙げた女優やケビン・コスナーなど多くの俳優が両賞を受賞しています。

紅梅(2024年2月27日 安中市・石尊山麓) 紅梅は近くで見るとあまりきれいなものはないのですが、この花は見事な形・色でした。石尊山麓は梅林があり、7分咲きの梅が芳香を放っていました。

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