ヌメリスギタケモドキ
秋になり、山に花が少なくなると楽しみはキノコになってきます。写真のヌメリスギタケモドキはヤナギの木に生えるので、ヤナギタケとも呼ばれています。北海道に住んでいたころからのなじみのキノコです。小さいものは色は違いますがナメコの様なキノコですが、大きくなると傘の直径は20cmを超えるものもあります。大きなものを何個かとれば十分な収穫になります。大量に採れた時は、よく洗って塩水につけ、虫を出してからソバつゆを半分くらいに薄めたもので30分ほどことこと煮て瓶詰保存します。ウドンやソバに入れるとよいだしが出ます。
昔は秋になると片っ端からキノコを採りました。キノコ図鑑には食毒不明と書いてあるものまで食べましたので、よく死ななかったものです。今ではよく採るのはこのキノコやイグチ・アカモミタケ・チャナメツムタケなどです。たまに白いスギタケモドキやムキタケ・クリタケ・ショウゲンジなどを見つけるとうれしくなります。
ヌメリスギタケモドキ(2023年10月12日 上信国境・物見山) 写真のものは傘が5cmくらいで、食べるのにちょうどよいサイズです。多いときには1本の木に何十個も生えていて、そんな木を見つければレジ袋があっという間にいっぱいになります。
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