恵山
恵山は、北海道渡島半島の西南部にある標高617mの活火山です。先週新潟からフェリーに乗って道南巡りをし、恵山に登ってきました。登ったといっても登山口駐車場で標高は330mありますので、高低差は300mもありませんが、結構楽しい山でした。駐車場あたりは火口原風の高原で、ガンコウランの原になっています。すでに実をつけていて、ありがたくつまみながら歩きました。この辺りはガンコウランのほかはイソツツジが多く、高山植物の種類は多くありません。
登り始めて最初は平たんな火山礫の道を歩くのですが、やがて急登になります。岩を縫うように結構きつい登りが続きます。ところどころに噴気孔があって、硫黄の結晶を見ることができます。形の面白い岩もたくさんありました。頂上近くになりますと本格的な花畑となり、ミネズオウ・コケモモ・コメバツガザクラ・マルバシモツケ・ウラジロタデなども見られます。登り下り合わせて3時間足らずでしたが、期待した以上の花の山でした。
海岸から見た恵山(2023年6月21日 なとわ恵山キャンプ場) 今回写真は2枚です。このキャンプ場にテントを張りました。一晩中波の音がうるさかったです。
イソツツジ(2023年6月22日 恵山)ほかの山のイソツツジよりも花が小さく、ヒメイソツツジと間違えました。恵山では大群落を作っています。
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