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2023年6月26日 (月)

恵山

 恵山は、北海道渡島半島の西南部にある標高617mの活火山です。先週新潟からフェリーに乗って道南巡りをし、恵山に登ってきました。登ったといっても登山口駐車場で標高は330mありますので、高低差は300mもありませんが、結構楽しい山でした。駐車場あたりは火口原風の高原で、ガンコウランの原になっています。すでに実をつけていて、ありがたくつまみながら歩きました。この辺りはガンコウランのほかはイソツツジが多く、高山植物の種類は多くありません。

 登り始めて最初は平たんな火山礫の道を歩くのですが、やがて急登になります。岩を縫うように結構きつい登りが続きます。ところどころに噴気孔があって、硫黄の結晶を見ることができます。形の面白い岩もたくさんありました。頂上近くになりますと本格的な花畑となり、ミネズオウ・コケモモ・コメバツガザクラ・マルバシモツケ・ウラジロタデなども見られます。登り下り合わせて3時間足らずでしたが、期待した以上の花の山でした。

海岸から見た恵山(2023年6月21日 なとわ恵山キャンプ場) 今回写真は2枚です。このキャンプ場にテントを張りました。一晩中波の音がうるさかったです。

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イソツツジ(2023年6月22日 恵山)ほかの山のイソツツジよりも花が小さく、ヒメイソツツジと間違えました。恵山では大群落を作っています。

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2023年6月19日 (月)

運転免許更新

 私はあと1か月ほどで75歳の誕生日を迎え、運転免許を更新しなければなりません。免許の有効期限は若い人は5年ですが、70歳を超える人は4年になります。今度75歳になるともっと短くなるのでしょうかね。更新の一環として4月27日に認知機能検査を受けました。もちろん異常はなかったのですが、今月の27日には運転技能検査と高齢者講習を受けなければなりません。それらの検査の後、更新になります。昨今、年寄りの事故多発を考えると、これらの検査はやむを得ないでしょう。

 車を運転していると、年寄りマーク(四葉のクローバー)が目につきます。頼りない運転も目立ちます。曲がるときや車線変更時にウインカーを出さなかったり、車の流れを無視して後ろに十台以上の車を従えたり、よく左右やバックミラーを確認せずに発進したりする年寄りのなんと多いことか・・・。群馬は一人当たりの車台数が日本一だそうで、車がなければ暮らしが成り立たないこともありますが、何とかならないものでしょうか。そのうち私もそんな老人ドライバーになってしまうのでしょうかね。

ウラジロヨウラク(2023年6月6日 浅間・鬼押出し) 先週も鬼押出しの写真を載せました。ここは標高が低いにもかかわらず、高山植物が豊富です。谷川岳などのウラジロヨウラクは色が淡いものが多いのですが、鬼押出しでは濃い色のものを多く見かけます。

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2023年6月12日 (月)

岸田の嘘

 安倍晋三が総理大臣であったとき、もり・かけ・さくらなどの問題で、国会で100回を超える嘘をつき続けていたことはよく知られています。暗殺されたことにより同情を集めもしましたが、嘘つきの評価が帳消しになったわけではありません。史上最悪の総理大臣との認識を、私は今も持っています。安倍の次の菅から総理を引き継いだのは岸田です。

 就任当初岸田は頼りなさそうですが、安倍よりはよさそうな感じがしたものです。しかし息子の問題でその感じは吹き飛びました。やっぱり大嘘つきでしたね。岸田の息子は去年の秋に首相秘書官に就任していましたが、昨年暮れに総理公邸で近親縁者を招いて忘年会を開いていました。その時に内閣就任式もどきのことをして遊んでいたようです。当初岸田は公邸でも私的なスペースなので問題ないとか私は出席していないとか言っていましたが、実際には気軽な服装で長時間出席していました。ところで公邸に私的スペースなんかあるのですか。総理官邸と同じでしょう。私的なことは自分の家で行いなさいよ。やっぱり政治家は嘘をつく(それもすぐばれる)生き物なのですね。

浅間・鬼押出し(2023年6月6日) 何年かに一度は鬼押出しへ高山植物を写しに出かけます。鬼押出しは標高が1300m程度と低いにもかかわらず、ツガザクラ・ミネズオウ・コケモモ・ウラジロヨウラク・イワヒゲ・イワカガミなどの高山植物が生育しています。天明3年(1783年)の大噴火で流れ出た溶岩流の上に生えたものですが、さすがに240年もたつと平地の植物が大分入り込んできています。

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2023年6月 5日 (月)

グミ

 我が家の畑には5~6月にかけて実が熟すサクランボ・ユスラウメ・グミの木があります。サクランボは佐藤錦やナポレオンもあるのですが、一度もまともに実をつけたことがありません。良く実をつけるのは暖地桜桃という中国産のサクランボで、これは小さなバケツ一杯に採れます。あまり甘くはなく小さいので上等とは言えませんが、食後のデザートで食卓に乗ります。

 ユスラウメは暖地桜桃よりも2週間ほど遅く熟します。小さい実で暖地桜桃によく似ています。これもそれほど甘くはありません。さらに2週間遅れてグミが熟します。やや渋みのある小さな実で、それほどおいしいわけではありません。子供のころ、庭に大きなグミの木があってよく食べました。食料が豊富でなかった時代では、子供の大切なおやつ替わりでした。今食べると子供のころおいしいと思ったことが不思議な気がします。ユスラウメもグミもお店に並ぶことはないでしょうから、都会の人は食べたこともないでしょうね。お菓子のグミを知っている人は、これはグミではないというでしょう。

シロヤシオ(2023年5月30日 赤城・長七郎山) 毎年この山にはシロヤシオを見に登ります。今年はどの山も花が咲くのが10日ほど早く、5月10日に、同じ赤城の荒山に登った時は、シロヤシオが満開でしたので、翌週の16日に長七郎山に登ったのですが、まだ堅いつぼみでした。満を持して30日に登ったら、近年にない当たり年でした。山道はシロヤシオのトンネルになっていました。

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