« ケータイが新しくなりました | トップページ | カキ中毒 »

2022年6月20日 (月)

アポイ岳

 44年ぶりに北海道のアポイ岳に登ってきました。アポイ岳は日高山脈の南端に位置し、標高は810mと低いのですが、高山植物が豊富な山です。私が北海道に住んでいたころに何回か登ったことがあります。なぜこんな低い山に高山植物があるのかというのは、山全体がかんらん岩でできていることが原因ということです。かんらん岩やその変質した蛇紋岩は植物の生育を阻害するマグネシウムなどを多く含み、ほかの植物が侵入することを防いでいるといわれています。早池峰山・至仏山・谷川岳なども同じような岩石でできていて、固有の高山植物が多い山です。世界的にも珍しいかんらん岩体がみられることから、2015年にはユネスコの世界ジオパークに認定されています。

 アポイ岳には2時間半~3時間で登れます。標高が400mを超えると森林限界を越え、ハイマツが繁る高山帯になります。ここから馬の背と呼ばれる岩尾根は高山植物のオンパレードで、写真を撮っていると足が進みません。この山の不思議なところは、標高750m程度から上はダケカンバ帯に逆転していることです。頂上はダケカンバに覆われ、低山にみられるオオヤマフスマやキジムシロが咲いていました。

エゾコウゾリナ(2022年6月15日 北海道・アポイ岳)アポイ岳の純粋な固有種で、アポイ岳にしか見られません。タンポポに似ていますが、葉が全く違いますし、花の下には黒い毛があります。アポイ岳は変種を含めると30種以上の固有種があるそうです。

220615

« ケータイが新しくなりました | トップページ | カキ中毒 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ケータイが新しくなりました | トップページ | カキ中毒 »