コロナと災害
新型コロナウイルスの感染者が東京で5千人を超え、全国でも2万人を超えるようになっています。もう感染拡大などという状況を上回っています。このような状況に陥ったことから、政府・自治体・専門家(と称する人たち)などが「今のコロナは災害級」という言葉が発せられるようになりました。「災害級なので医療がひっ迫している」、「災害級なので自分の身は自分で守れ」、「災害級なので外出するな」などなどです。コロナは豪雨などの自然災害と同じなのですか。こんな言葉に違和感を覚えるには私だけでしょうか。
災害としては、地震・豪雨・台風・火山などの自然災害が頭に浮かびますが、コロナはこれと同じような自然災害なのでしょうか。確かにウイルスは自然の一部といってもよいのでしょうから自然災害ともいえるのでしょうが、どうも私には釈然としないものがあります。これだけ感染が拡大した原因の一部あるいは多くは人為的なものでしょう。つまり人災による部分が大きいということです。「GoToキャンペーン」、「五輪」、「クルーズ船を含めた初期の不手際」、「病床不足」、「デルタ株やラムダ株への楽観視」などなど、人災と思われることを挙げればきりがありません。専門家や政治家など、もう「災害」などという責任を転嫁するような言葉は止めてください。
タマガワホトトギス(2021年8月10日 榛名山)黄色いホトトギスは関東では珍しく、私は丹沢山系にあるサガミジョウロホトトギスとこのタマガワホトトギスしか知りません。植物図鑑によると九州には結構あるようですね。
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