リーダーの資質
国のようなものだけでなく、小さな組織・集団であってもリーダーがいなければ、早晩危機を迎えることになるでしょう。私も本当のリーダーというものがよくわかっているとは言えませんが、少なくとも言葉を発するときには「自分の言葉で話す」ということが最低限必要なのではないでしょうか。部下や側近が書いた原稿であっても、自分できちんと推敲し自分の考えが満たされているものを話さなければなりません。
では、今の菅首相には自分の言葉があるのでしょうか。首相の記者会を見ても、記者の質問にまともに正面から答える姿を見たことがありません。今回の日米首脳会談が終わり、バイデン大統領と二人で記者会見しましたが、菅首相に対し外国メディア記者の「今のコロナの現状で五輪を開くことについて・・・」という質問に対し、菅は全く答えませんでした。いえ、答えられませんでした。つまり、あらかじめわかっている質問にしか答えられないのです。国内での記者会見では、事前に質問書が出されるそうですので、原稿通りに回答できるのでしょうが、今回の首脳会談後の会見ではそれができませんでした。つまり、臨機応変に自分の言葉で答えることができないのです。こんな人に日本を任せられますか?
アズマイチゲ(2021年4月15日 王城山) 八ッ場ダムの北にある王城山は1100mほどの山で、その麓にアズマイチゲとカタクリの群生地があります。カタクリの群生地はあちこちにありますが、アズマイチゲがこれほど沢山咲いているところは、私は知りません。
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