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2020年10月26日 (月)

核兵器禁止条約

 2017年に国連加盟122か国の賛成で成立した核兵器禁止条約がようやく発効に必要な50か国が批准し、来年1月の発効にこぎつけました。広島・長崎に初めて人間に対して使用された核兵器の禁止条約が、75年もたって世界の多くの国々の賛成で日の目を見たのです。残念ながら被爆国である日本は、理由にならない理由をつけて賛成していません。それまでの通常兵器に比べ、けた違いに殺傷・破壊能力の高い核兵器は、アメリカが実用化(?)し、その後旧ソ連・イギリス・フランス・中国・インド・パキスタン・イスラエル・北朝鮮が開発・保有しています。総数は数千発あるといわれ、人類を何回も壊滅させるだけの数です。広島・長崎の時はTNT火薬に換算して数キロトンの威力でしたが、今では核融合を用いて50メガトンなどというとてつもない破壊力を持つものすらあります。

 人類は自らを滅ぼせるだけの兵器をなぜ保有するのでしょうか。相手が持つから自分も持つ、相手よりも強力なものを持たなければ、争いに負ける、という心理なのでしょうか。それもこれも人間の性のなせる業なのでしょうね。”争う”ということは人間だけではなく、すべての生物に共通の性なのかもしれません。ですが、人間以外の生物にない”理性”というものを人間は持つことができるのです。それでも時には理性を超えて醜い争いになるのですから、いっそのことすべての核兵器を起動させ、地球を一度リセットしたほうがいいのかもしれませんね。映画「渚にて」を思い出しました。

クリタケ(2020年10月20日 赤久縄山)山はキノコが真っ盛りです。この日はクリタケのほかスギタケモドキとヌメリスギタケモドキも採れました。クリタケは猛毒のニガクリタケに似ていますので、採るときは少しかじってみて苦みがあるかないか確認しながら採っています。

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2020年10月19日 (月)

櫻井よしこ

 櫻井よしこというジャーナリストのような顔をしている人が、報道番組で嘘を広めています。BSフジの番組(10月14日)で、防衛大学出身の人は国立大学の大学院が受け入れないと発言しました。嘘です。櫻井よしこといえば安倍前総理に近く、防衛問題やその他の問題では安倍を支持し、また安倍の嘘を擁護してきたことで知られています。こんな人間が公共の放送を通じてフェイクニュースをばらまいているのですから、開いた口がふさがりませんね。ジャーナリストなら発言には責任を持ち、また事実を調べてから発言すべきです。それができないならジャーナリストの看板を下ろしてしかるべきでしょう。

 防衛大学の出身者が国立大学大学院へ進学した例は、東大・京大をふくめていくつもあります。中には博士号を取得したひとも、国会議員になった人もいるそうです。櫻井よしこの発言は学術会議の問題に絡んで出たものですが、櫻井も学術会議が偏向しているとみているのでしょう。しかし偏った見方しかできないのは自分自身なのですから、他の人を偏向呼ばわりするのは片腹痛いことです。なおフジは産経新聞の系列ですから自民党寄りでありことは間違いありませんが、それでも嘘はいけませんね。直ちに訂正謝罪すべきです。NHKだって報道の間違いはしても、こんな嘘はつきませんよ。

アカモミタケ(2020年10月13日 荒船山)アカモミタケは、モミなどの針葉樹林に出るキノコで、傘の裏のひだの部分を傷つけると赤い汁が出ます。少々粘着性があるので傘に付着した落ち葉やごみを洗ってとるのが大変ですが、おいしいキノコなので毎年採りに出かけます。

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2020年10月12日 (月)

白砂山

 久しぶりに白砂山に登ってきました。白砂山は上信越国境にあり、昔は秘境の山と云われていました。しかし今では近くの野反湖が観光地となり、野反湖畔から比較的手軽に登れるようになりました。手軽にといっても休みながらゆっくり登ると4時間程度かかります。標高は2140mで、アルプスに比べるとそれほど高いわけではなく、登山口は標高1530mありますので標高差は600mしかありませんが、途中の堂岩山(2051m)と猟師の頭(2042m)の二つの峰を越えなければなりません。ルートは野反湖からのものが唯一といってよく、往復では結構なアルバイトになります。

 野反湖から堂岩山まではシラビソ・トウヒなどの樹林帯を2時間弱で、堂岩山で初めて白砂山が見えます。ここからもまだまだ遠くに見えますが、堂岩山からは樹林帯を抜けてハイマツなどの高山帯となり、展望が開けます。特に次のピークである猟師の頭までは関東有数のハイマツの密生地帯で、ハイマツをかき分け潜り抜けるところが何か所もあります。こんな低いところなのによほど雪や風が強いのでしょうね。白砂山頂はそれほど広くはありませんが360度の大展望です。何年か前に、群馬県によって白砂山から三国峠付近の稲包山までの登山道が開かれましたが、アップダウンの大きな縦走路を10km歩かなければならず、ガタの来た私には少々無理でしょうね。なおこの縦走路は、「ぐんま県境稜線トレイル」の一部となり、やろうと思えば鳥居峠から四阿山に登って谷川岳まで100km歩けるそうです。

白砂山の紅葉(2020年10月6日)午前中はガスの中を歩いたのですが、山頂に着いた昼頃から青空が顔を出すようになりました。帰路の猟師の頭から白砂山を振り返ると色づいた山が輝いていました。

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2020年10月 5日 (月)

菅首相

 私は以前この欄で、菅が官房長官当時に安倍のウソをかばい、隠し、ごまかしてきたことを挙げて自民党総裁候補の3人のうちで最悪と述べました(8月31日)。ですから総理大臣になった菅が嫌いなのですが、「嫌い」ということはもっぱら生理的なことなのでしょうが、その理由をよく考えれば極めて論理的なことなのです。近頃の菅の発言を見ても、「官邸の意に反する官僚はとばす」とか学術会議の推薦者6人を承認しなかったりしています。政府に批判的というのが理由です。

 昔ある政治家がいました。その政治家は敵対するライバルに対し「私は君と主義信条がすべて正反対でどうしても相いれない。しかし君が私と反対意見を述べることができる権利は命にかけて守る」というようなことを言ったことがあります。それが真の民主主義であるし、相手のことを尊重し、人間として正しいことでもあるのです。菅にそんなことができますか?だから私は菅が大嫌いなのです。

セキヤノアキチョウジ(2020年9月29日 上信国境・物見山)だんだん花が少なくなりました。シラヤマギク・シロヨメナなどのキク科の花はまだ多いのですが、秋は実り豊かな時とは裏腹に冬に向かってもの悲しさを感じる季節です。

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