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2020年8月24日 (月)

モーリシャスの重油流出事故

 7月25日にインド洋のモーリシャス島の東沖合の浅瀬に、商船三井が運航する貨物船が座礁し、8月になると船体が壊れはじめ6日には大量の燃料油(重油)が流れ出してしまいました。流出した重油は1000トンを超えて、モーリシャス島の東岸に漂着しています。燃料タンクから残りの油3000トンを回収し、流れ出た油も500トンほどは回収したようですが、残りの油の多くは海岸やマングローブ林に漂着してしまいました。モーリシャス島は「インド洋の貴婦人」と呼ばれるほどの美しい島国で、東京都と同じくらいの面積があり、西洋梨の形をしています。南緯20度にあって熱帯に属するのですが、内陸は高原になっていて海岸部よりも涼しく住みやすくなっています。

 私は1989年4月からほぼ1年間、首都ポートルイス近郊での地すべり調査に従事したことがあります。最初のうちは涼しい内陸のホテルに宿泊していたのですが、後半は島南部のタマリンというところのホテルに泊まりました。仕事は日曜日は休み、土曜日が半日勤務で、休みの時は島中の観光地を巡ったり、泳いだり、ゴルフをしたりしていました。貨物船が座礁した近くには、マングローブが繁る島がいくつもあり、船で島巡りをしたこともありました。事故に責任を負う船首や運航会社だけではなく、対策には日本政府も最大の努力をしてくれるよう願うばかりです。

モーリシャス東岸の島(1989年5月7日)観光地の一つである Ile aux Cerfs のマングローブ林。大小たくさんの島があり、本島からは船で渡ります。鹿が多く住み、大きな亀もいました。この島も油まみれになってしまったのでしょうか。

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