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2020年8月31日 (月)

首相交代へ

 先週の28日に、安倍首相は病気を理由にして総理大臣を辞任すると表明しました。ほぼ8年ぶりの首相交代となります。病で職務遂行が困難になったといっていましたが、第一次安倍内閣の辞任時と同じ理由になりました。すでに安倍の功罪についてマスコミでは論じられていますが、功などありますかね。私にはウソで固めた人間がどんな良いことをしたように見えても、「ウソ」ということで功は認められません。人格高潔な人が政治家として優れているとは限りませんが、人格下劣な奴は人間としてどうしても好きになれません。功をあえて言えば、辞めることでしょう。安倍が辞めることは喜ばしいことではありますが、問題は次でしょう。

 石破・岸田・菅の名前が挙がっていますが、だれが安倍よりも良いのでしょうかね。安倍のウソを8年近くも支えた菅は最悪でしょうが、秋田ではオラが国から首相が出そうと大喜びだそうです。自民党に人材が豊富で良きブレーンに恵まれるのであれば、何もしない岸田がよいのかもしれませんが、国会軽視がなくならない限り、石破がよいのでしょうか。ともあれ今後2週間は目が離せませんね。

谷川岳・トマの耳(2020年8月25日) 谷川岳は山頂が二つある双耳峰で、オキの耳(1977m)からトマの耳(1963m)を見たものです。いかにも夏の谷川岳らしい写真となっていますが、山頂に吹く風は涼しくなっていました。

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2020年8月24日 (月)

モーリシャスの重油流出事故

 7月25日にインド洋のモーリシャス島の東沖合の浅瀬に、商船三井が運航する貨物船が座礁し、8月になると船体が壊れはじめ6日には大量の燃料油(重油)が流れ出してしまいました。流出した重油は1000トンを超えて、モーリシャス島の東岸に漂着しています。燃料タンクから残りの油3000トンを回収し、流れ出た油も500トンほどは回収したようですが、残りの油の多くは海岸やマングローブ林に漂着してしまいました。モーリシャス島は「インド洋の貴婦人」と呼ばれるほどの美しい島国で、東京都と同じくらいの面積があり、西洋梨の形をしています。南緯20度にあって熱帯に属するのですが、内陸は高原になっていて海岸部よりも涼しく住みやすくなっています。

 私は1989年4月からほぼ1年間、首都ポートルイス近郊での地すべり調査に従事したことがあります。最初のうちは涼しい内陸のホテルに宿泊していたのですが、後半は島南部のタマリンというところのホテルに泊まりました。仕事は日曜日は休み、土曜日が半日勤務で、休みの時は島中の観光地を巡ったり、泳いだり、ゴルフをしたりしていました。貨物船が座礁した近くには、マングローブが繁る島がいくつもあり、船で島巡りをしたこともありました。事故に責任を負う船首や運航会社だけではなく、対策には日本政府も最大の努力をしてくれるよう願うばかりです。

モーリシャス東岸の島(1989年5月7日)観光地の一つである Ile aux Cerfs のマングローブ林。大小たくさんの島があり、本島からは船で渡ります。鹿が多く住み、大きな亀もいました。この島も油まみれになってしまったのでしょうか。

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2020年8月17日 (月)

日本沈没とコロナ

 先週はブログ更新をさぼってしまいました。失礼しました。8月10日の衛星放送BSプレミアムで、映画「日本沈没」(1973年)を放映していました。「日本沈没」は2006年にもリメイクされましたが、出来は1973年のほうがはるかによく、科学的にも政治的にも真に迫っていました。もっとも2006年版では日本は沈没しませんでしたが・・・。原作は小松左京で、当時ようやく定説となりつつあったプレートテクトニクスを取り入れて、プレートの動きと日本列島の沈没を見事に描きました。私が秋田大学に在学中(1967~1971年)は地質の講義でもプレートテクトニクスは学びませんでした。地震や噴火・火災のシーンは、今ならコンピュータグラフィックで精緻に描くのでしょうが、当時の技術では難しく、怪獣映画と同じような模型での撮影となっていました。撮影には木村大作が加わっています。また、小松左京もちょい役で2秒ほど出ていましたね。

 映画の中で、関東地方が大地震に襲われ火災が発生したとき、自衛隊のヘリに消火剤を積んで消火に当たるのですが、早々と消火剤がなくなり作戦は中止されます。また被災者のために「自衛隊には120万人分の予備食があります」と役人は言うのですが、丹波哲郎扮する総理大臣は、「東京には1100万人いるんだぞ」と暗澹としていました。まるで今回の新型コロナ騒ぎと同じような感覚を覚えました。マスク・人工呼吸器・治療薬・ワクチン、何もないのですね。確かにリスクをゼロにすることはできないでしょうが、余計なことに金をつぎ込むよりはこういうことに国家予算を使ってもらいたいものです。

コウリンカ(2020年8月5日 榛名山)5月のツツジの季節と8月の榛名山は最も花がきれいな時期です。8月上旬の火口原の沼の原や外輪山の尾根筋は、色とりどりの花で埋め尽くされます。

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2020年8月 3日 (月)

ようやく梅雨明け

 先週土曜日に、東海・関東地方の梅雨が明けました。高崎では曇っていたのですが、時折日差しもありました。平年よりも11日遅く、梅雨明けが8月にずれ込んだのは2007年以来13年ぶりだそうです。7月の日照時間も記録的に少なく、台風の発生はゼロで、1951年の統計開始以来初めてということです。明けたとたんに2つの台風が発生しました。

 長雨と日照不足のため、野菜の値段が上がっています。キュウリなどは5割も上がったところがあるようです。我が家の畑も不作で、キュウリ・ナス・オクラ・トウモロコシなどは昨年の半分も採れていないでしょう。キュウリ・ナス・オクラは花付きが悪く、実にもなりにくくなっています。それでも自分の家で食べるくらいは採れますので、大地の恵みに感謝しなければなりません。たしか、映画「恋するトマト」(2005年、大地康雄主演)で、ヒロインのフィリピンの農家の娘が、光と土と水があれば大地は恵みを与えてくれる、ようなことを言っていました。私は畑仕事をするときにはこの言葉を肝に銘じています。

ハマボウフウ(2020年7月16日 網走近郊の海岸で) 北海道に住んでいたころ、出張のほとんどは車でした。5月頃にはあちこちの海岸線を走っていれば気ままに海岸まで足を運び、ハマボウフウの新芽を摘んで家に持ち帰り、おひたしや酢味噌で食べたものです。近年札幌近郊では採り尽くされそうで、絶滅が心配されているようです。

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