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2019年7月16日 (火)

礼文島

 先週45年ぶりくらいで北海道の礼文島に行ってきました。礼文島は高山植物を含め300種以上の花が咲く島として有名です。礼文島を紹介する書物やパンフレットの中には「全島蛇紋岩に覆われ・・・このため固有種が多い」などと書かれたものを目にします。しかし、礼文島には蛇紋岩はありません。多くのところは白亜紀の火山岩や火山堆積物を基盤にし、新第三系や第四系が覆っています。有名な桃岩は輝石ヒン岩でできています(以上の地質は「5万分の1地質図福 礼文島(1963)北海道開発庁」による)。なんでこんな間違いが大手を振って闊歩しているのですかね。新潟からフェリーに乗り、小樽に早朝に着き、それから懐かしい石狩浜に寄って、日本海沿いの道を北上し、映画「駅 STATION」の舞台となった雄冬・増毛をみて、サロベツ原野で花を見、稚内森林公園キャンプ場にテントを張りました。このキャンプ場はなんと無料なのですが、水場・トイレなどは下手な有料キャンプ場よりもきれいに整備されています。

 翌朝車を稚内港の駐車場に置き、一番のフェリーに乗りました。礼文島の香深までは約2時間です。45年前は3時間かかっていましたが、昔と違って立派なフェリーになっていました。バスで登山口まで行き、そこから山道を登ります。道はよく整備されていて20分で桃岩展望台につきました。ここまでは観光客もいっぱい来ます。登山口から桃岩までに目立つ花は、イブキトラノオ・ミソガワソウ・オオダイコンソウなどです。展望台から元地灯台まではそれらに加えてハクサンボウフウ・タマネナデシコ・レブンキンバイ・レブンウスユキソウ・リシリソウなどを見ることができ、西側のがれ場にはチシマゲンゲもありました。元地灯台からは笹が多くなり花が少なくなって、クサフジ・ウツボグサが目立つ程度です。小さな港がある知床から海岸沿いの道の両側には、海岸側にはハマオグルマ・ハマエンドウ・ハマベンケイソウが多くあり、山側のがけにはレブンソウ・ベンケイソウ・アサギリソウを見ることができました。花三昧の3時間でした。今度は礼文島の北のほうに行きたいですね。

レブンソウ(2019年7月11日 礼文島)礼文島だけにしかない固有種です。なんで、この島にしかない固有種が多いのかは、やはり冷涼な気候が一番の原因なのではないでしょうか。

190711

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