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2018年12月17日 (月)

日産騒動

 もちろん私はカルロス・ゴーンさんには会ったことはありません。1999年にルノーから左前の日産に送り込まれ、わずか1年であっという間に立て直しました。そのことだけを見ればゴーンさんは「すごい人」の一言に尽きます。ですが、その立て直しには主力工場であった村山工場を閉鎖し、数多くの社員を馘首にし、下請け企業を整理したり無理強いしたりなどの、強権的な力を発揮したことも事実です。とはいえ、日産を立て直して世界有数の企業にしたことも事実ですので、そのことでゴーンさんを悪くいう人は少ないでしょうね。問題はそのあとのゴーンさんの我が物顔のふるまいをいさめる人が日産にはいなかったことでしょう。
 
 今度の件は日産の複数の役員がゴーンさんに言わずに、検察に密告して発覚したものです。日産社内で自浄力を発揮せずに、いきなり公権力に訴えたことに大きな問題があるのでしょう。車内で役員が一丸となってゴーン氏に詰め寄り、それでもなお改まらければ公権力に訴えるのも納得できますが、そうではないのでしょう。司法取引によって自分のことを守ろうとした役員はいささか恥ずかしいですよね。日産はこの件で大きな傷を負いました。役員は社員の信頼を失い、会社は社会と顧客の信頼を失ったのです。対フランスなどの政治問題は置いておいて、最も大切なことは日産の上層部の責任をはっきりさせなければ、日産は落日を迎えるのではないでしょうか。
 
シモバシラ(2018年12月11日 西上州・小沢岳) シモバシラと云う名前の草です。シソ科の花で、冬氷点下になると茎から水がしみだして凍り、霜柱のようになることから名づけられました。
 
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