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2018年12月 7日 (金)

倍賞千恵子さん

 先月から衛星放送のBSプレミアムで山田洋次監督の作品をたくさん放映していました。山田洋次と云えば寅さんシリーズが有名ですが、山田作品に欠かせない女優に倍賞千恵子(敬称略、以下同様)がいます。山田監督の2作目の「下町の太陽」で初主演を務めた後、、「家族(1970)」・「故郷(1972)」、高倉健と共演した「遥かなる山の呼び声(1980)」の民子三部作に出演したほか、寅さんシリーズ48本で準主役の「さくら」を務めました。とくに光っていたのは民子三部作です。寅さんでは寅さんの妹でしかなかったのですが、民子は生身の人間として生きています。「家族」の最期の牛飼いの姿は「遥かななる山の呼び声」に繋がります。「家族」と「遥かなる山の呼び声」の民子はどちらも風見民子です。「故郷」での石船での苦しい作業は、なぜか原節子の「我が青春に悔なし(黒澤明監督、1946)」を思い出しました。
 
 民子のセリフや表情には、山田監督の民子にかける想いが詰まっています。「幸福の黄色いハンカチ」では、感動は今ひとつだったのですが、「遥かなる山の呼び声」の最後で、刑務所に送られる高倉健に列車の中で黄色いハンカチを渡すところは、民子三部作の中でも最高の場面でしょうね。NHKもよい企画をしてくれました。
 
キンカン(2018年12月2日 庭で) キンカンが色づき始めました。つまんで食べると甘酸っぱい味でうれしくなります。1年を通じた最後の果樹です。毎年たくさん実をつけてくれます。
 
181202


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