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2018年11月26日 (月)

移民

 今国会では出入国管理法の改正案が審議されています。目的は労働力としての外国人を受け入れるハードルを低くして、不足する労働力を補うようにすることです。今後最大34万人の受け入れを目指すそうです。ただしこの人たちの永住権は認めず、労働力が必要なくなったら帰ってもらうような虫の良い制度です。だからこれは「移民」ではないというのが政府の言い草ですが、国連では移民を「通常の居住地以外の国に移動し、少なくとも12カ月間当該国に居住する人」としています。だとすると、今度の受け入れる人たちは間違いなく「移民」に該当しますね。日本は明治以降多くの人を国策移民として外国に送り出してきました。ハワイを手始めに、アメリカ・南米などです。ブラジルだけでも13万人が海を渡っています。国外に住む日本人移民の数は、子孫としての日系人が380万人(海外日系人協会資料)だそうです。労働力として日本に渡ってきた人たちに、必要なくなったから帰ってくれと云えるでしょうか。そんなことが云える人は人としてどこか欠けているのでしょうよ。スイスのある小説家は、50年前のヨーロッパでの外国人労働者受け入れのときに、「欲しかったのは労働力だが、来たのは生身の人間だった」と述べたそうです。
 
 2065年には、日本の人口は今の2/3の8千万人台に減少するそうです。こうなると今の国力を維持するためには移民(つまり新しい日本人)に頼らざるを得ないでしょう。それがいやなら国力も2/3以下に落として我慢し、生活もそれなりのレベルにするしかないでしょう。もう発展や成長などということは放棄して、いわゆる成熟国家(熟年国家かな)としての生き方を選ぶ必要があるのではないでしょうか。
 
妙義山紅葉(2018年11月20日 妙義・相馬岳) 妙義山は、高さは1100mとそれほど高くはないのですが、凝灰質の岩峰は切り立っていて多くのコースが上級者向けとなっています。その中では相馬岳は登りやすい山ですが、それでも400m程はガレ場と岩場の急斜面を登らなければなりません。途中では両側の岩壁が覆いかぶさってきて、怖いくらいです。
 
181120


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