« 2017年11月 | トップページ

2017年12月11日 (月)

ノーベル平和賞のむなしさ

 私は生涯賞というものに全くといっていいほど縁がなかったものですから、ひがみ交じりにこんなことを書きますよ。今日日本時間の未明、ノルウェーの首都オスロでノーベル平和賞の授賞式が行われました。今年は核兵器廃絶運動に取り組んできたICAN:アイキャン(核兵器廃絶国際キャンペーン)が受賞し、日本人の被爆者も授賞式に出席しています。ICANは今年の7月に国連で可決された核兵器禁止条約を主導的に推進してきた組織です。核兵器禁止条約は国連加盟122か国・地域の圧倒的多数で可決された国際条約です。ただし、アメリカ・ロシアなどの核兵器保有国や日本・韓国など核の傘の下にある国は賛成していません。慣例としてノーベル賞授賞式には各国の大使などが列席するのですが、核兵器保有国は列席しなかったようです。

 私は、ICANのノーベル平和賞が無駄なものだとは思っていませんが、一抹のむなしい気持ちが募ります。ノーベル平和賞受賞には、実際に平和に貢献した人・組織と、平和に向けた活動が期待される人・組織の二つがあるようです。実際にその活動が実を結んだことは少ないように感じます。そのいい例がオバマ大統領でしょう。核なき世界を目指すと云いながらこの世はこの体たらくです。たしかに、2008年のマルティ・アハティサーリ(フィンランド)、2014年のカイラシュ・サティアーティ(インド)などの実を結んだ平和活動もありますが、多くは期待の大きさに対する賞でしょう。劉暁波(中国)は、中国が賞を認めず、本人は今年獄死しています。EUは2012年に受賞していますが、今分解しようとしています。そういえば日本にも佐藤栄作(1974受賞)という人がいましたっけ。なんかむなしいな~。

赤城・小沼と地蔵岳(2017年12月7日) 赤城山は最も高いところで1828m(黒檜山)あります。カルデラ内には大沼と小沼の湖があり、大沼はまだですが小沼は結氷していました。小沼の標高は1470m程です。氷の厚さは数cm以上あるようで、私が乗っても割れませんでした。

171207

| コメント (0) | トラックバック (0)

2017年12月 4日 (月)

金額と価格

 先週のこの欄で、会話ができない筆頭として政治屋をあげました。11月27~30日の衆参予算委員会ではそのことが証明されましたが、もっと面白かったのは役人ですね。ある野党の質問者は、財務省の役人のことを「自動そんたく機」とうまいことを云っていましたが、役人の受け答えには怒りを通り越してあきらめが漂いました。予算委員会では、関西テレビのスクープでしょうか、近畿財務局と森友学園の土地売買に関する交渉の録音データが示されました。昨年5月の録音の中で、財務局の職員が「売却価格は1億3000万円を下回れない」と話していたのに対し、財務省の太田理財局長が「金額に言及しただけで売却価格は伝えていない」と答弁しました。

 へ~、売買交渉の中で金額を示したらそれは売買の価格の提示でしょうがね。店に買い物に行って、品物の金額を聞いたら、それは価格ですよね。金額と価格は違うものなどと云ったら、その店に買い物客は来なくなりますよ。天下の台所を預かる財務省の局長たるものが、それがわからないはずがないわけでして、やはり安倍に対する究極のそんたく機になってしまうのでしょうね。国会という国の最高機関の最も尊厳があるべき場で、こんなやり取りをするなんて、もっとまともな会話ができないのでしょうかね。

モミジ(2017年12月1日 自宅) 伸びすぎたモミジの枝を選定し、枯らしてからストーブの焚きつけにするつもりで畑の片隅に置いておいたものの枝を少し切って、納屋の窓際に飾ってきました。朝になって納屋に日があたると御覧のようにきれいなモミジになりました。

171201

| コメント (0) | トラックバック (0)

« 2017年11月 | トップページ