忖度騒動
ここ何日か、テレビ・新聞などで忖度(そんたく)という言葉が飛び交っています。大阪・豊中市の国有地払い下げ問題で、買い手である学校法人の理事長の依頼で、わが国の総理大臣の奥方様の秘書のようなお付きの人(国家公務員ですぞ)が財務省に問い合わせをし、その回答内容を依頼主にFAXしていたことが明らかになりました。その折に、財務省の役人に忖度が働いたか働かなかったか、予算委委員会で質問が出たのです。安倍首相は真っ向から否定し、官房長官も否定しました。
「忖度」とは「他人の心を推しはかること」です。当然、奥方のお付きの方は自分のことだけではなく、奥方あるいは総理大臣の名前を出したでしょう。そうでなく、個人で問い合わせたらけんもほろろでしょうからね。それでなければ、あれだけ丁寧な回答は得られなかったでしょうよ。そのような丁寧な回答を得られたのは、当然ながら総理大臣あるいは夫人ということにたいして忖度が働いたからでしょう。それが普通の感情です。安倍首相も真っ向から否定したから余計疑惑が大きくなってしまいました。さてこれからいかがなりますことやら・・・。
ダンコウバイ(2017年3月22日 下仁田・兄倉山) 兄倉山は標高500m程度の山で、下仁田クリッペ(根なし山塊)のひとつです。21日の雨は山では雪で、榛名や赤城は真っ白でした。仕方なく雪のない低い山に登ったのですが、ダンコウバイやミツバツツジが咲き始めていて、もうけものでした。
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