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2017年2月27日 (月)

科捜研の女(2)

 先回、テレビで2月16日に放送されたTV朝日のドラマ「科捜研の女」で取り上げていた地下水の話について批判的に述べました。番組の中で、潮汐による地下水の上昇が原因で、木造建物に影響を与え鍵が自動的にかかり密室殺人を成立させるということがありました。私は先回細かいTVの内容を説明せずに、「少なくとも、地下水位が潮汐によって目に見えるほど変化するようなことは、沿海部以外ではありません。まして、地下水位の潮汐変化によって、地上の建物に物理的な変化を生じさせるなどということが起こるわけがありません」と書きました。それに対して、弊社顧問の新藤先生からご意見を頂戴しました。先生曰く「地下水位は潮汐により変動する」、というものです。

 私も地下水位が潮汐によって微小な変動をすることを否定するわけではありません。地球でさえ太陽と月の引力によって歪むのですから、地下水位が変動してもおかしくはありません。しかしあくまでそれは微小な変動にとどまります。私が申し上げたいことは、内陸部の地下水位の潮汐変動によって、地上の構造物が歪む(これも目にみえるほどに)ほどの変動を引き起こしたりするようなことはあり得ないということです。こんなことが実際に起こるのなら、潮汐変動をまともに受ける沿岸部での建物は大変でしょうね。前回述べたことに少々補足しました。

ネコヤナギ(2017年2月27日 自宅の庭で) 庭の池の近くに植えてあるネコヤナギの芽が膨らんできました。これも春ですね。

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2017年2月20日 (月)

科捜研の女と地下水

 先週木曜日(2月16日)に放送されたドラマ「科捜研の女」を何気なく見ていたら、地下水の話が出てきました。地下水位は太陽と月の引力による潮汐作用があり、月に2日異常な現象を引き起こすというものでした。地下水位の異常な上昇によって地上の構造物に影響を与えたり、地下水の流れの音が井戸から弘法大師のお経のように聞こえたりするというものでした。話の中では、琵琶湖でさえ潮汐によって水位が変動するという話が出たりもしていましたね。「科捜研の女」の主人公は「科学は人を救う」を信念として、京都府警の科学捜査をしている女性です。毎回なかなか面白いので見ていたのですが・・・。

 さて、自分の専門分野が話に登場してくると、どうもいけません。つい、「ばかな・・・」とブツブツ言ってしまいます。少なくとも、地下水位が潮汐によって目に見えるほど変化するようなことは、沿海部以外ではありません。まして、地下水位の潮汐変化によって、地上の建物に物理的な変化を生じさせるなどということが起こるわけがありません。また、京都市内であれば地下水位の流れは多分1日10m以下でしょう。川のようにとうとうと流れているのではないのです。その流れの音が聞こえるなどということもあり得ません。ほかの分野であれば目が点になっても「作り話だから、まあいいか・・・」とするのですが、専門分野だとどうもいけませんね。

フクジュソウ(2017年2月17日 自宅の庭で) ようやくフクジュソウが咲き始めました。フクジュソウは日が当たると、みるみる開きます。日が当たり始めたころに観察してみたのですが、花弁が開いていくさまがよくわかります。

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2017年2月13日 (月)

戦闘と戦闘行為

 先日南スーダンのPKOに参加している自衛隊の日報が明るみに出て、戦闘があったことがかかれていました。国会で質問された稲田防衛大臣は、「戦闘とは書かれていたが戦闘行為ではなく武力衝突なのでPKO部隊を撤収するにあたらない」との様な答弁をしていました。この答弁を聞いていて理解できた日本人が何人いたのでしょうかね。戦闘と戦闘行為、戦闘状態などとどこが違うのでしょうか。法的には戦闘行為とは「国と国あるいはあるいはそれに準ずる組織同士の戦闘」らしいのですが、どこにそんな定義が書いてあるのでしょうか。浅学な私は知りません。純粋に日本語でみるならば、戦闘が行われたのであれば戦闘行為でしょうし、戦闘状態でしょうに・・・。

 これを言葉遊びと考えずに、法律では厳密に規定しているのだという人もいるようですが、その規定がどこにあるのか、規定の内容を理解している人がいったい何人いるのでしょうかね。法律家だけなのでしょうか。日本語の解釈が必要な法律用語などやめてほしいと思います。思い起こせば、1941年12月8日に、日本の大本営は「帝国陸海軍は本八日未明、西太平洋においてアメリカ、イギリス軍と戦闘状態に入れり」と発表しましたね。どちらにしろいやな言葉です。いずれにしろ戦闘=戦争となるのですから。

梅の花(2017年2月11日 庭で) 自宅の梅の花がようやく咲き始めました。紅梅も3輪咲いています。写真は小梅の木で4輪咲いていました。去年より1週間ほど遅いようです。

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2017年2月 6日 (月)

理想の暮らし

 私は何回もこのブログに述べた通り若い時から、年とったら山の麓で晴耕雨読の生活をしたいと思っていました。土地はそこそこ広く南に面し、裏は山ないしは丘で湧水がわき、風当たりは弱く暖かい土地ですが雪も降り、四季のメリハリがはっきりしているようなところに住み、畑を耕し、元気なうちは山に登り、体力がなくなって山に登れなくなったら釣りができるような川などの近くが理想の土地でした。今住んでいる高崎のはずれは、理想通りとはいきませんが、理想も妥協できるものであれば、70点ほどの点数はつけられるでしょう。理想に近い暮らしをもう3年ほど続けていることになります。

 さて、そうなりますと人間は何を考えるのでしょうか。完ぺきとはいえませんが理想に近い暮らしが手に入ってしまったら、もう何もすることがありません。理想の暮らしも長く続ければそこは惰性になります。困ったものですが、あとは死ぬのを待つだけということにもなるでしょうね。皆さん、理想の暮らしなんか手に入れてはいけません、理想は追い求めるもので手に入れるものではないのですよ。と、いうようなことを考えているのですから、平和ですね。

スイセン(2017年2月5日 庭で) 今年は花が少し遅いようです。去年は1月中にはスイセンは咲いていたのですが、2月に入って1株だけ咲きました。

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