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2015年8月 9日 (日)

特攻のこと

 太平洋戦争(昔は大東亜戦争とも云いました)が敗戦で終了して70年目の夏、テレビは戦争全般のこと、原爆のこと、無差別空襲のこと、玉音放送のことなど、毎日これでもかというほど放送しています。70年たってもこれだけ人々の記憶がよみがえるのは悪いとは思いませんが、いささか食傷気味ではあります。こんなことを云うとひんしゅくを買いますが、これも70年の平和ボケの年寄りのたわごとと思ってください。先日映画「永遠のゼロ」をテレビで放映していました。原作者は言わずと知れた放言馬鹿の百田尚樹ですが、映画は戦争肯定や特攻美化とは少々異なり、生きたいと願うゼロ戦パイロットの話です。

 ところで戦争末期に特攻に猛反対した航空部隊の指揮官がいました。当時少佐の美濃部正です。この人は、特攻そのものを全否定したのではなく、無駄な特攻(例えば練習機による特攻)などは失敗するのが当たり前で、どうせ死ぬのならきちんと勝てる死に方をさせよ、ということでした。当時の海軍はこのような発言が許されていたのですね。このことが私には驚異です。美濃部さんは攻撃部隊を率い、源田実の部隊と同じように米軍に一矢を報いています。戦後は航空自衛隊に入り、空将で退官されています。井上成美といい美濃部正といい、日本の海軍は素晴らしい人材の宝庫だったのですねえ。

コウリンカ(2015年8月5日 榛名山) 榛名山は花の山です。例年この時期になるとユウスゲやレンゲショウマを見に榛名山へ向かうのですが、8月5日は横着にも車で火口原の沼の原に行き、写真を撮りました。

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