首相官邸のドローン
4月22日に、わが国の首相官邸屋上ヘリポートに小型無人機ドローンが落ちていることが発見され、大騒ぎとなりました。それでものんびりしているというか、首相官邸周辺の道路が封鎖されたとも、警備の人員が大幅に増加されたなどということは聞きません。ドローンは福井県小浜市の40歳の男が4月9日に飛ばしたということです。つまり、それから2週間も発見されずにいたということですね。何ともお粗末な話です。今年1月26日には、アメリカのホワイトハウスの庭にもドローンが落ちましたが、このときは周辺の道路は封鎖されるは、シークレットサービスが大動員されるはの大騒ぎだったそうです。ホワイトハウスの警備は世界一厳重なのでしょうが、さすがにドローンは小さすぎてレーダーに引っかからなかったそうです。ホワイトハウの上空はドローンは飛行禁止だそうですが、日本の首相官邸上空にはこのような制限はありません。もちろんレーダーもないでしょう。こんなことも危機管理の甘さがあるようです。
ドローンには、福島で採取した放射性物質を微量含む砂の容器が積まれていました。この男は反原発を訴えるということでドローンを飛ばしたそうですが、落としたはいいけれど2週間も発見されなかったのですから困ったでしょうね。ようやく発見されてから、24日に小浜警察署に出頭し逮捕されて、脚光を浴びることができましたね。反原発といいながら、本気であるとも真剣であるとも思えません。公開されたブログの内容を見ても、ただの愉快犯でしょう。なんともはやお粗末な事件です。
センボンヤリ(2015年4月16日 牛伏山) センボンヤリは野山に生えるキク科の花です。別名ムラサキタンポポと云う通り、普通は赤紫色なのですが、この花は白色でした。春と秋に花を咲かせますが、秋の花は槍の穂先のようで開きません。
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