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2014年12月 1日 (月)

火山が活動期?

 多くの人が亡くなった御嶽山の水蒸気噴火に続き、阿蘇山が小規模な噴火をしました。マグマ噴火とみられています。草津白根山が警戒レベルを上げ、桜島が活発化し、蔵王の火山性微動が多くなっていることから、巷では火山の活動期に入っているのではないかとあらぬことをのたまう方がいます。ほんまかいなと思います。たかが数火山が少々噴火したり活発化したからと云って活動期に入ったなどということは無責任なたわごとでしょう。わが国はもともと火山が多く、気象庁では活火山として110あげています。うち47を重点火山として常時観測の対象としています。

 歴史的に見れば、例えば九州の阿蘇・姶良・鬼界カルデラなどとてつもない噴火を起こしています。阿蘇のAso-4と云う噴火では噴出物総量が600km3に及んでいます。喜界カルデラでは7300年前に噴出物100km3以上の大噴火をおこし、それが故に九州などの縄文初期の文化が滅んだと云われているくらいです。それに比べれば御嶽や阿蘇の今日の小噴火はゴミみたいなものでしょう。などと言ったら叱られますかね・・・。わが群馬にも活火山が県境を含めると4火山あります。その中で浅間山は、大きな噴火をすることで有名で、天明噴火(1783年)は大規模火砕流を生じ多くの人が亡くなりました。それでも噴出物はAso-4の1/1000以下にすぎません。本当に火山が大噴火を起こしたらどうなるのでしょうかね。

我が家付近の地質図(2012年 5万分の1地質図「榛名山」から) 我が家は図の右下の八幡町付近のOhfと書いてある黄土色の区域にあります。Ohfは古期榛名火山扇状地堆積物というもので、榛名山由来の堆積物です。その上をSpfの新規榛名火山火砕流が覆っています。堆積した後に烏川が削ってしまいましたが、もともとは榛名山へと続いていたのです。榛名山も6世紀には結構大きな噴火を起こして、二ッ岳を形成しています。

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