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2014年5月26日 (月)

蟹江敬三さん

 別に面識があるわけではありませんが、好きな俳優でした。3月30日に胃がんで亡くなりました。69歳でした。私にとって蟹江さんは、鬼平犯科帳の小房の粂八です。中村吉右衛門版の鬼平犯科帳は1989年に放映が開始されましたが、蟹江さんの小房の粂八は第4話「血頭の丹兵衛」から出演して、スペシャル版も含め今まで30年以上も演じ続けてきました。その間には、佐嶋忠介役の高橋悦史、相模の彦十役の江戸屋猫八と長門裕之、沢田小平次役の真田健一郎などが亡くなっています。原作の小説では第1話の「唖の十蔵」から出ているのですが、テレビでは原作どうりというわけにはいかず、第4話になったわけです。原作と違う登場の仕方(コソ泥という設定)ですから、後々の筋と少し違和感がありました。原作では、凶盗の手下で十蔵に捕縛されます。

 ところで、BSでは局を越えて古いドラマを多く放映しています。今年の5月からは、なんと中村敦夫の「木枯し紋次郎」が再放送されています。これは本来フジTVで製作されていたものですが、再放送はBS-TBSです。この第7話「六地蔵の影を斬る」の冒頭で、あっさりと紋次郎に斬られる役で出ていました。1972年に放送されたものですから、蟹江さん27歳ころでしょう。若くてもあの顔は変わりませんね。懐かしく見ました。近頃の蟹江さんと云えば「あまちゃん」だそうですが、私にとって小房の粂八以外にありません。

アズマシャクナゲ(2014年5月24日 赤城・鈴ヶ岳) 赤城の山々は、純粋な高山植物が育つには少々低いわけですが、今の時期はツツジやシャクナゲに彩られます。もう少したつとレンゲツツジやシロヤシオが満開になるでしょう。

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2014年5月19日 (月)

日本国憲法

 集団的自衛権に関して、憲法談義が盛んです。今までの憲法解釈では、個別的自衛権は否定されていないが集団的自衛権は憲法では認められていないことになっていました。これを安倍首相は、今までの解釈を変更して集団的自衛権を認めようとしています。わが国の憲法が、武力による威嚇や武力の行使を禁止し、そのために戦力を保持しないとしていることは第9条に書いてあります。この9条の解釈を時の政権が変えようとしているのです。それに対し大ブーイングが出ており、与党の一角である公明党も賛成しているとは言えません。公明党の支持母体である創価学会は明確に反対しているようです。

 どう考えても解釈の変更には無理があります。それでは今までの内閣はなんだったのでしょうか。国際情勢の変化に憲法が追い付いていかないというのなら、正々堂々と憲法を改正すればいいのです。それが難しいから憲法解釈の変更で済ませようという、姑息な考えなのでしょう。現憲法で70年近く平和をむさぼってきた日本は、いま大きな岐路に立たされています。ノーベル平和賞の候補に挙げられようとしている日本国憲法を変えるのなら、時間がかかっても国民に理解を求め、きちんと議論を重ねて改正するべきでしょう。解釈の変更など、大の大人のすることではないでしょうよ。

クワガタソウ(2014年5月17日 西上州・山急山) 以前、丹沢山によく登っていたころ見た花ですが、群馬では初めて見ました。やや湿った樹林の下にひっそりと咲いています。

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2014年5月12日 (月)

山の遭難

 このゴールデンウィーク中の山の遭難死が18人にのぼったといいます。今日は雲取山に登って行方不明になった人が、8日ぶりに発見救助されたというニュースもありました。身近な山では、荒船山で滑落し死亡した女性がいます。また丹沢大山で、祖父と孫が滑落したところは、私もよく通ったところです。装備も十分なパーティーやベテランも遭難していますので、一概に軽率とは言えないでしょう。私も隠居してからは老骨にムチ打って週2回も山に入っています。反射神経が衰えていることは自覚していますので、いつか何かにつまずいたり滑ったりして転落するようなことがあるかもしれません。ですから、遭難した人たちのことを非難することはできません。

 しかし、地図も持たず予備知識もなしに山に入る人が多いことも事実です。先日も、山道の途中で出会った人に、「○○山はどこでしょうか」と聞かれました。地図も持っていないようでした。○○山は地図には書いてあるのですがそのようなピークはない山です。たとえば「赤城山」や「榛名山」は山域を指すのであってその名前のピークはありません。そのようなことも知らずに山に登ってきたのですね。道に迷う人はこのような人が多いのではないでしょうか。

コイワザクラ(2014年5月6日 西上州山急山) この花は地元ではミョウギイワザクラと呼ばれていて、コイワザクラの変種とされているようです。妙義山周辺の岩山の根元あたりの土のある湿ったところに生えています。丹沢ではよくお目にかかりました。丹沢のコイワザクラよりもやや小ぶりで色が淡いような気がしますが、個体差のような気がしますので、ここではコイワザクラにしておきます。

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2014年5月 7日 (水)

山菜の季節

 山々は花盛りになり、山菜の季節になりました。フキノトウやタラノメは野原や低山でも採れますが、山に登るついでに頂いてくる山菜では、モミジガサ(シドケ)・ヤブレガサ・ウワバミソウ(ミズ)・オオバギボウシ(ウルイ)などがメインになります。なかでもモミジガサが好きで、もう2回ほど採ってきて、ありがたくおひたしでいただきました。葉が少し開いて、茎の太さが鉛筆程度であれば、ちょうど食べごろです。若くて太い幹は赤紫色をしています。鍋に水を入れ、塩を少々入れて軽くゆがいただけです。花かつおを振りかけて食べれば、山の香りが口に広がりますね。ヤブレガサは少し苦みがあって、より山菜ぽいです。

 それらは高さ1000m程度の山の中腹や麓にあります。モミジガサは沢沿いなどの日陰の湿った場所に生えていますが、ヤブレガサは乾燥した斜面が好きなようです。もう少し高くなると、ギョウジャニンニクやニッコウキスゲがありますが、さすがにニッコウキスゲは採る気になれません。群馬に移り住んで丸6年がたちました。もうどの山に何があるか大体分かるようになりました。春から初夏にかけての山菜と秋のキノコの生え場所は、私にとって貴重な山の畑になっています。

モミジガサ(2014年5月6日 西上州・山急山) 面白い名前の山です。高さは992mでしかないのですが、五輪岩という絶壁があり、昨年は転落事故も起こっています。この山の登山口付近は、杉林の中は見渡す限りモミジガサがあります。

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