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2013年8月 1日 (木)

小規模企業共済のまやかし

 独立行政法人の中小機構(中小企業基盤整備機構)には、小規模企業の経営者の退職時の救済を図るため、共済金を積み立てて退任時あるいは死亡時に支払う制度があります。私も会社を創業してこの制度を利用しています。説明書には立派なことがいっぱい書いてありますので、国も本気で零細企業の経営者のことを考えていてくれるのか、と感心していました。ところが、今回調べたところ、とんでもないことがわかりました。たとえば、社長を退任して、名目だけ取締役にとどまるような場合、退任には当たらないということになります。零細企業ですと、取締役全員にそれ相応の報酬を支払うのは困難です。したがって、名前だけの取締役を作らざるを得ません。社長を退任しても取締役を名目上でも続ける限り、退任の共済金を受け取るには、掛け金を支払わざるを得ないことになります。

 これが、国の零細企業救済ということの実態でしょう。もちろん任意で解約はできます。解約すると掛け金の8割しか戻りません。年とって何百万円かの掛け金を支払ったのに、2割は取り上げられるのです。まるで高利貸のような制度でしょう。最初に気が付かなかった私がバカなのでしょうね。真面目に会社を作り、働いて、国にもきちんと税金を納めた報いがこれかと思うと、ますます国というものの存在がいやになってきました。

ニシキウツギ(2013年7月13日 四阿山) 雪深い日本海側の山には、ピンクのタニウツギがあります。雪が少ない太平洋側は写真のようなニシキウツギになります。ニシキは「錦」ではなく「二色」のことで、クリーム色からピンクへと変わります。

130713

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