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2013年8月30日 (金)

海水温上昇と海面上昇

 8月28日の気象庁発表によると、日本近海の海面の水温が異常なほど上昇しているそうです。とくに日本海は2.6℃の上昇です。本州東側の太平洋は1℃以下の上昇なのですが、東シナ海も2℃ほど上昇しています。気象庁は気温の上昇と日射量の増加などが原因としていますが、さらにその原因となると、地球温暖化へと往きつくのでしょうか。北の海ではサンマが獲れず、マグロが増えているということです。台風15号が日本に近づいていて、気象庁は台風で海面がかき回されれば海水温が低下する可能性があると言っているようですが、そんな簡単なものでしょうかね。

 今月のナショナルジオグラフィック(9月号)は、「沈む地球」を特集しています。過去百年で、地球の気温は0.5℃上昇し、海面は20cm上昇したといいます。西暦2100年には1~2m上昇という予想です。海面上昇の原因の1/3は海水温上昇による熱膨張だそうです。知りませんでした。残る2/3は氷床の融解です。面白いのは、海面上昇も均一ではなく、北は逆に低下するところもあるようです。それでも、グリーンランドの氷床が全部融けたら、平均海面は8m上昇します。南極の氷床は融けづらいということですが、地球に氷がすべてなくなったら66m高くなるそうです。それまでには数千年かかるということですが、今の状況が続けばいずれそうなるのです。モルディブ国民40万人が、「日本沈没」と同じ目にあうのは近いことでしょう。いまでも1年に海面は3mm上昇しているのですから・・・。

シラビソ(2013年8月28日 四阿山頂で) シラビソはコメツガやトウヒと同じように亜高山帯の針葉樹林帯を形成しています。現在では、針葉樹林やダケカンバなどの分布が高度を上げているという記録もあるようです。四阿山は日本百名山のひとつで、標高は2354mです。頂上付近は高山帯に位置づけられていますが、写真を見るとおり、頂上直下まで針葉樹林帯が上昇しています。

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2013年8月26日 (月)

イチローと藤圭子

 8月22日は、大きな出来事が二つありました。いずれも臨時ニュースとなるくらいのものでした。イチローが4000本安打を達成したことと、藤圭子の自殺です。イチローの4000本安打は、はっきり云って見当がつきません。1992年から22年かかっての4000本です。日本の9年間で1278本で、アメリカで2722本になります。日米通算ということで、大リーグ記録ではない(つまりアメリカ人に云わせると世界の記録ではない)という声もあるようです。しかし、イチローが日本で活躍していた時代は1年130試合程度でしょう。大リーグは現在162試合です。日本の記録は張本の3085本です。仮に日本にずっといたら、とっくに張本の記録は塗り替えられていたでしょう。こうなったら、イチローには50歳まで頑張ってもらって、年間160本ずつ安打し、ピート・ローズの4256本を超えてもらいたいものです。そうしたら日米通算はなんと5600本にもなりますよ。これならだれも文句は言わないでしょう。イチローの言葉に「4000本安打を打つために、8000回以上も悔しい思いをしている」がありました。3割打者にしてこの言葉です。すごい人だと思います。

 藤圭子は我々の年代では忘れられない歌手でしょう。デビューはいつでしたか、まだ十代だったでしょう。大学時代、バリケードの中で藤圭子の声は独特の雰囲気を出していました。「15、16、17と、私の人生暗かった」は、なぜか多くの人の共感を呼びました。今から思えば自己陶酔の気味だったとは思いますが・・・。五木寛之が藤圭子の歌を評して「あれは演歌ではない、怨歌だ」と言っていました。全く関連はないのですが、亡くなったことを聞いたとき、ホイットニー・ヒューストンと重なってしまいました。

イワインチン(2013年8月20日 湯ノ丸山) 下界は暑かったのですが、標高2100mの湯ノ丸山は寒いくらいで、水もほとんど飲みませんでた。昼用に持っていったソーメンよりも、温かいラーメンの方がよかったと悔やんだくらいです。湯ノ丸は、秋になるとイワインチンだらけになります。

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2013年8月22日 (木)

1週間が経ちました

 代表取締役を退任して1週間がたちました。16日と20日に山に行き、畑の草取りをし、植木に水を撒き、庭や畑で蚊に食われ、年金事務所に行き、銀行の解約をし、会社にも行き、古い背広などを処分し、リタイア生活が順調に始まりました。あいさつメールを出した人や、噂を聞いた人から、多くのメールや電話を頂きました。ほとんどは「まだ若いのにもったいない、まだこれからではないか」と云うものでした。「決断を評価する」とのようなものは数通に過ぎませんでした。それにしても、それだけ気にかけていただきありがたいことです。
 65歳で退任した第一の理由はメールやこのブログでも述べたとおりです。その他にもいくつかの理由があり、辞めたいのと辞めざるを得ないのが重なった結果です。今の時刻は8:30です。後のスピーカーからは映画「クレイジー・ハート」のサウンドトラックが響いています。この映画は、飲んだくれのカントリー歌手の事を描いたもので、サウンドトラックのCDは毎日聞いても飽きません。もうすぐデイサービスが母親を迎えに来ます。母親を送り出してから、ねぎ畑ときゅうり畑の草取りでもしましょうか。

マルバダケブキ( 2013年8月20日 上信国境・角間山) 背後に湯ノ丸山の北峰が見えます。角間山は、湯ノ丸の北にあり、湯ノ丸とともに花が豊富な山です。出会った人は一人もいませんでした。平日のありがたさです。

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2013年8月19日 (月)

隠居しました

 私はこの7月末で65歳となりました。地盤環境エンジニアリング(株)を起業したときに、65歳になって許されれば世俗との交わりを絶ち、世捨て人になりたいと思っていました。さすがに、世捨て人にはなり切れませんが、65歳になったことを契機として、8月15日付で社長職を退任しました。今後は週1回程度の出勤で、原則として週初めです。これからはご隠居気分です。会社に机はありますが、小さなものに取り換えました。皆には、「今後仕事の相談には乗るが、命令・指示は出さない」と言ってあります。不安がないわけではないですが、いつかはリタイアするわけですから、まだ相談に乗れるうちにリタイアしたのです。みんなに辞めろと言われたり、体や頭がいうことを利かなくなってから辞めたくはありません。

 これからは、高崎の家・庭の手入れや裏の畑での農耕生活が待っています。畑は谷地を埋め立てた所で水はけが悪く、また埋め立てた時のガラなどが多く混じっています。少しずつ排水を良くしたり、ガラを取り除いたり、林を作るのに木(コブシやナラ)を植えたり、池を作ったり、井戸を掘ったり、納屋を作ったりとやることは山ほどあります。リタイア後の楽しみに残しておいたものです。また、せっかく高崎に住んでいるのです、谷川岳・平標山・浅間山・四阿山・草津白根山・白砂山・日光白根山・尾瀬・至仏山などなど、車で2時間以内に登山口まで行くことができます。平日行ければすいているでしょう。こちらも楽しみです。雨が降ったら本を読むか、音楽を聴くか、とりためた映画を見るか、これも楽しみです。晴耕雨読・晴山雨音と称しています。

 弊社ホームページの「社長のブログ」は近々「ご隠居のブログ」にかわりますが、中身はそれほど変わらないでしょう。もしかしたら、畑の歳時記が多くなるかもしれません。これからもご愛読のほど、お願いいたします。

ミヤマニガイチゴ(2013年8月16日 谷川岳) リタイア後、さっそく平日に谷川岳に出かけました。もっとも盆中のことで結構混んでいましたが・・・。ミヤマニガイチゴは今頃の亜高山帯の岩場に多いもので、酸っぱくてほんの少し苦みがあり、暑くてのどが渇いた時にはこの上ない美味なものです。

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2013年8月12日 (月)

暑い日が続きます

 ここ数日、すさまじいばかりの暑さが続いています。土・日は家の中でも気温が34℃、35℃ときちがい沙汰でした。わたしは、エアコンが嫌いなので扇風機だけで我慢しているのですが、さすがに体にこたえます。昨日の日曜日は、午前8時で32℃となりました。一日庭と畑の草取りをするつもりでしたが、午前中だけでやめました。10分もしないうちに、体中から汗が噴き出してきます。いくら若いうちに鍛えたからといっても、いささかこたえます。大学時代のワンゲルでの、「山に登るときに水を飲んではいけない、ばてるぞ」との教えをかたくなに守ってきました。つい数年前までは、その教えの通りでしたが、還暦を過ぎてからはもういけません。歩いているときにこそ飲みませんが、休む時はがぶ飲みです。

 ステンレスの魔法瓶(今はなんというのですかね)2本のうちの1本に氷、もう1本に氷と水を入れて持っていきます。休む時に氷水を少し水で薄めて飲みます。至福の時です。氷だけの魔法瓶は、昼まで融けません。途中のコンビニで買った弁当のソーメンかきしめんを氷で冷やして食べるのです。夏はこれに限ります。昨日は、夕方に雷鳴とともに夕立がきました。冷たい風が吹き、室内の気温は一気に3℃下がりました。それでも32℃あるのですが、なんと涼しく感じたことか・・・。まあ、年老いて流行りの熱中症とやらで倒れないよう、せいぜい気を付けることにします。

カセンソウ(2013年8月4日 榛名山) 田んぼのあぜなどに咲くオグルマや、山地の湿地に咲くミズギクの仲間です。この時期、榛名の沼の原は、百花繚乱です。

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2013年8月 6日 (火)

オリンパスOM-Dの修理

 7月5日に、雨の中オリンパスのミラーレス一眼OM-D(E-M5)を山に持っていき、下山後に電源が入らなくなりました。2週間ほど様子を見て7月17日に購入したヨドバシカメラに修理に出しました。購入したのが昨年の3月でしたので1年4ヵ月経過しており、保証期間は過ぎていました。7月24日に修理会社から連絡があり、水漏れで基板が損傷しているので基板交換の必要があるとのことでした。OM-Dはオリンパスの最高機種E-5と同等の防滴性能を謳っています。カタログにもホームページにもそのように載っています。7月5日は、OM-DのほかにE-5も持って行っています。E-5は3年前に購入したもので、私はOM-Dよりもはるかに苛酷な条件でも使ってきました。7月2日の「富士山雑感」の写真もかなりの雨の中でした。そんなE-5は、1回も具合が悪くなったことはありません。そのむねオリンパスに問い合わせするように修理会社に頼みました。

 オリンパスから修理会社への回答は「OM-Dは完全防水ではないのであり得る。基板は交換するが防滴性能のチェックはしない」とのことでした。私は、1970年代のOM-1以来のオリンパス党です。オリンパスカメラを一眼レフだけで10台以上購入しています。レンズは何本購入したかわかりません。オリンパスのホームページを通じて、自身が熱烈なオリンパス党であることを告げたうえで猛烈に抗議した結果、8月1日に基板修理代で本体を交換するとの返事がきました。8月5日に、新品のボディーが返ってきました。おそらく、他のカメラ会社では新品ボディーへの交換などということはしないでしょうね。それはそれでオリンパスを見直しましたが、本来ならば防滴性能に欠陥があるわけですから、全面無償でもおかしくないと思いましたが、この辺で我慢しておきます。修理代12810円は、ヨドバシカメラの修理ポイントで賄えましたので・・・。

コバイケイソウ(2013年7月5日 森吉山) 7月5日は写真のような天候でした。この写真はE-5で撮ったものです。東北の山も今年はコバイケイソウの当り年のようです。

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2013年8月 5日 (月)

麻生の品格

 先週は、いろいろな話題がありましたが、その中で日本の国の品格を落とした発言としては麻生の発言があります。7月27日のシンポジウムでのパネリストとしての発言で、「憲法改正はナチスを見習え」と言ったとか。このシンポジウムは桜井何とかという右方向の女などが主催だか出席だかしているシンポジウムなので、このような発言が出たのでしょうか。もっとも、このお方は自分の発言を毒舌と思っているようですが、毒は毒でも、人様や国家に毒を与える発言です。古い発言では「日本が朝鮮や台湾を支配したのは、良いこともある(2003)」、「第二次世界大戦は真珠湾から始まる(2008)」、「定額給付金をもらうのはさもしいやつ(2008)」とか、枚挙にいとまがありません。

 総理大臣になってからは、原稿を読み間違えることが多くありました。この人は漫画の大ファンで、漫画は多く見るのですが(読むのではない)、結局漢字が読めなくなってしまったのでしょう。「踏襲→ふしゅう」と呼んだのは、いつのことだったでしょうか。アル・カポネのような服装をして外国に出かけていき、笑われても来ました。もっとも、この人の地元の九州では、金にはひざまずく人もいるのでしょうが、異口同音に「きらい」という声が多いです。まあ、日本も平和ということなのでしょうが、外国にも目を配ってもらいたいですね。特に私が許せないのは、朝鮮や台湾の支配を正当化していることです。その考えは支配者の側に立っての発言です。支配される側に立てば、どのような気持ちになるか分かるでしょうに・・・。

ユウスゲ(2013年8月4日 榛名山) 今年はユウスゲの当り年なのでしょうか、昨年に比べると花の数がけた違いです。8月になると、榛名山の火口原は一面の花畑になります。

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2013年8月 1日 (木)

小規模企業共済のまやかし

 独立行政法人の中小機構(中小企業基盤整備機構)には、小規模企業の経営者の退職時の救済を図るため、共済金を積み立てて退任時あるいは死亡時に支払う制度があります。私も会社を創業してこの制度を利用しています。説明書には立派なことがいっぱい書いてありますので、国も本気で零細企業の経営者のことを考えていてくれるのか、と感心していました。ところが、今回調べたところ、とんでもないことがわかりました。たとえば、社長を退任して、名目だけ取締役にとどまるような場合、退任には当たらないということになります。零細企業ですと、取締役全員にそれ相応の報酬を支払うのは困難です。したがって、名前だけの取締役を作らざるを得ません。社長を退任しても取締役を名目上でも続ける限り、退任の共済金を受け取るには、掛け金を支払わざるを得ないことになります。

 これが、国の零細企業救済ということの実態でしょう。もちろん任意で解約はできます。解約すると掛け金の8割しか戻りません。年とって何百万円かの掛け金を支払ったのに、2割は取り上げられるのです。まるで高利貸のような制度でしょう。最初に気が付かなかった私がバカなのでしょうね。真面目に会社を作り、働いて、国にもきちんと税金を納めた報いがこれかと思うと、ますます国というものの存在がいやになってきました。

ニシキウツギ(2013年7月13日 四阿山) 雪深い日本海側の山には、ピンクのタニウツギがあります。雪が少ない太平洋側は写真のようなニシキウツギになります。ニシキは「錦」ではなく「二色」のことで、クリーム色からピンクへと変わります。

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