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2013年6月13日 (木)

浅間山(2)

 先回は6月8日の浅間山荘から浅間火山館までのことを書きました。今回はそれから先のことです。ここまで来た多くの登山者のほとんどは浅間火山館から湯の平方面へと向かいます。湯の平は標高2000mほどの浅間の火口原で、火山館の近くはカラマツやツガなどで覆われていますが、1時間ほど歩くと林を抜け、岩礫地に入ります。ここはミネズオウ・ガンコウラン・クロマメノキがびっしりと生えていて、コケモモ・シラタマノキも多いところです。さらに高度を上げるとコメバツガザクラが多くなります。前掛山はザクザクとした登りにくい道をグングンと高度を稼いで登りますが、コメバツガザクラがなくなると一木一草ない荒涼とした風景になります。私はいわゆるピークハンターではなく、花を見に山に登りますので、こちら方面は登る気がしません。6月8日は、火山館から右に折れて天狗の露地へと向かいました。こちらでは、下山するまで一人も会いませんでした。

 天狗の露地方面の火口原もツガなどで覆われていて、植生は湯の平と同じです。登った時期は下草に、ヒメイチゲ・ミツバオウレン・ツバメオモトなどを見ることもできます。開けた天狗の露地からは前掛山・黒斑山・蛇骨岳などとともに、これから登る剣ヶ峰(2281m)が目の前に見えます。天狗の露地の最高点(2081m)を越え少し下ると、かすかな踏み跡が剣ヶ峰へと続いています。かなりの急登で、標高差200mを一気に登ることになります。150m程登ると樹林帯を抜け、ハクサンイチゲやミヤマキンバイが咲くお花畑に飛び出します。ミネザクラも咲いていて、何回目かのお花見になりました。この先の頂上直下にKⅠ岩頭と呼ばれている岩場があります。この岩場にもハクサンイチゲが咲いており、秋にはイワインチンが咲きます。もうすぐ頂上です(続く)。

ミネズオウ(2013年6月8日 浅間・天狗の露地) ミネズオウの密度は湯の平の方がずっと濃いです。天狗の露地ではポツンポツンと咲いている程度です。

130608

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