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2013年5月31日 (金)

エベレストの混雑

 今週初めは、80歳の三浦雄一郎さんがエベレストに登頂し、最高齢となったと云うニュースが新聞紙上を賑わしていました。三浦さんは70歳・75歳、そして今回の80歳と5年おきにエベレストに登っています。8850mの高さがどのようなものかは、私には想像もできません。私の登った最高峰は南アルプスの北岳(3193m)ですから。それにしてもすごいものと思います。平地に比べるとエベレストの酸素は相当薄いでしょう。3000mでさえ高山病になる人がいるのに、8000mですからね。当然酸素ボンベを用いたとは思いますが、凄い体力だと思います。しかし、テレビニュースや新聞はなるべく見ないようにしていました。あまりにも宣伝臭かったからです。

 そんな折、私の愛読雑誌であるナショナルジオグラフィック(日本版)の6月号が届きました。その中に「満員のエベレスト」と云う記事が載っていました。最初のページに、頂上直下のヒラリー・ステップ(8770m程)で、登頂順番待ちをしている人の列が写真で載っていました。まるで北アルプスの槍ヶ岳です。2012年の5月19日は、天候にも恵まれていたせいか、2時間待ちの混雑ぶりだったそうです。三浦さんの登頂ニュースの中にはこんなこと一言も載っていませんでした。2012年にエベレストに登頂した人は547人だそうです。そのうち234人が、5月19日に集中しています。エベレストに登頂できるような天候に恵まれた日は年数日しかないので、集中したのでしょうね。山頂もキャンプ地もゴミと汚物の山だそうですが、遠くから見たのでは想像もできないことです。富士山と似ていますね。こんな記事を読んでしまうと、三浦さんの快挙を喜んでいいのかどうか、複雑な心境です。

ワダソウ(2013年5月18日 群馬県西部・高ジョッキ) この山の高さは1209mです。25日に登った村上山は1747mです。ありがたいことに、登山者が列をなすなどと云うことはなく、高ジョッキで出会った人は4人、村上山は5人でした。

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2013年5月28日 (火)

投票率

 5月26日に東京都小平市で行われた道路計画に対する住民投票で、投票率が50%に達しないことから事実上無効となり、開票されないまま90日後には廃棄されると云うことです。50%の成立要件で行われた住民投票は過去4件あるそうで、山口県の1件は45.5%で、やはり開票されなかったそうです。50%以上ないと民意とは云えないのでしょうかね。たしかに、どこかの首相は「たかが1/3の反対で憲法改正を図れないのは不本意」のようなことを云っていますが・・・。

 それでは、通常の選挙の投票はどうなのでしょうか。日経新聞によると、道路計画の是非を問うた小平市の市長そのものが、市長選の投票率は37%だったそうです。先日の千葉市長選はさらに低く、31%にすぎません。この頃の選挙で50%を超えるような投票率は珍しいのではないですか?それで当選した人たちは、正々堂々民意で選ばれたと胸を張れるのでしょうかね。住民投票は法的に強制力はないそうです。ならば良いではないですか、参考意見として開票したって・・・。

 先回(5月23日)の「標準時の変更案」で述べた、時計の短針と太陽の方向で「北」を探すのは、すみません「南」の間違いでした。すでに訂正はしましたが、指摘していただいた「ご近所の方」ありがとうございました。しかし、よく右と左、東と西、北と南は間違えますねえ。

シロバナエンレイソウ(2013年5月25日 嬬恋・村上山)そろそろズミの花が咲き始めるのではないかと、嬬恋にある浅間連峰の西端近くの村上山に登りました。残念ながらズミはまだつぼみでした。そのかわり、ヤマドリゼンマイとタラノメ・コシアブラをたくさん採ることができました。

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2013年5月23日 (木)

標準時の変更案

 東京都の猪瀬知事が、日本の標準時を2時間早める案を出したと云うことです。現在の日本の標準時は、兵庫県明石市の東経135度を基準としています。明石に太陽が南中する時刻を正午としているのです。これを2時間早めると云うことのようです。その理由が、「世界で一番早く金融市場が開けるから」というものです。ちょっと待ってください、株や金融だけのために、2時間早めるのですか。猪瀬さんどうかしているのではないですか。サマータイムさえ根付いていないのに、そんなことが本気でできると考えているのでしょうかね。標準時間を2時間早めると云うことは、生活そのものが2時間くりあがると云うことです。わが社は8時半出勤ですが、これが6時半になると云うことです。夏ならともかく、冬だとまだ真っ暗ですよ。そんなことをしたいのなら、まず都庁で2時間早めてみてください。

 2時間と云うと、経度で360/24×2=30度になりますので、東経165度が基準となるわけです。東経165度と云うと、当然日本の領土・領海ではないわけで、ほぼ太平洋のウェーキ島やナウル島のあたりになります。飛躍しすぎていますね。ところで、私は山に行くのに磁石を持っていくことがほとんどありません。方角がわからなくなったら、時計と太陽で南を調べます。時計の短針を太陽に合わせ、その方向と12時の方向の中間が南となります。太陽さえ出ていれば、正確に方角が分かります。標準時を変えたらそんなこともできなくなりますね。

ヤブレガサ(2013年5月18日 群馬県・高ジョッキ) これも山菜です。4月30日に載せたモミジガサと同じような時期に生えます。モミジガサは湿ったところを好むのに対して、ヤブレガサはやや乾燥しているところを好むようです。柔らかい茎や葉を食べます。少し苦味があって独特の風味です。

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2013年5月15日 (水)

個人的見解

 政治家の個人的見解がマスコミをにぎわしています。野党とはいえ公党の党首や与党自民党の政調会長が個人的な見解として、旧日本及び日本軍の所業を正当化したような発言です。連日新聞紙上等に取り上げられているので、ここでは細かいことは述べませんし、発言の是非についても述べないことにします。私が問題にしたいのは、どちらも自分の発言を「個人的見解」としていることです。では、その人は公的な発言はどのようになるのでしょうか。例えば自民党の高市は日本軍の東南アジア等への進出を「侵略ではない」ような個人的見解を述べていますが、それが個人的見解であれば自民党の政調会長としての発言はどのようになるのでしょうか。

 同じことは維新の橋下にも云えます。ツイッターで個人的見解として連日発信しているのは、橋下個人でしょうか、大阪市長でしょうか、それとも日本維新の会共同代表でしょうか。もし個人であれば、日本維新の会共同代表としての公式見解を聞きたいものです。高市にしろ橋下にしろ、公式見解が個人的見解と違っているのならば、それは国民・市民に対してうそを言っていることになります。そういうのを「二枚舌」と云うのです。ですから、私は自分の発言を「個人的見解」と言い訳する奴を信用しないことにしています。

リュウキンカ(2013年4月29日 前橋市嶺公園) 前橋市の赤城山麓(標高300m程度)に、墓地と一体となった大きな自然公園があります。その一角にミズバショウやリュウキンカが植えられていて、3月下旬から花を咲かせます。訪れたのは4月29日で、すでにミズバショウはほとんど咲き終わっていたのですが、いくつかの咲き残りがありました。写真のリュウキンカもその一株です。

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2013年5月 8日 (水)

地域ブランド力

 5月6日の日経新聞に、日経リサーチが昨年に実施した地域ブランド力調査結果が載っていました。この調査は2年ごとに行われているようです。前回は2010年に行われ、わが群馬県は47位でした。つまり最下位です。2010年の結果については、このブログの2011年2月14日の欄で述べています。さて今回はどうなったかと云いますと、46位に上がっていました。ご同慶の至りです。まあ群馬ですからね、10位以内などと云うことはあり得ません。1位の北海道、2位の京都、3位の沖縄と比べるなどと云うことはおこがましすぎますから・・・。昨年46位だった島根県は何と35位に上がっていました。自虐的なギャグ「島根県は鳥取県の左側」とか「世界遺産(石見銀山)があると云っても信じてもらえない」とかが功を奏したと云うことです。

 まあ、群馬県のブービーはいいとして、最下位は茨城県、45位は栃木県と、関東北部の県が最下位グループを形成しています。埼玉県でさえ43位です。ちなみに44位は福井県です。関東で10位以内に入っているのは神奈川(6位)と東京(4位)だけです。関東北部の3県よ、情けないと思いませんか。まあ、埼玉などは昔は「ださいたま」などと云っていましたからね。茨城県でのトップブランドはなんでしょうかね。水戸光圀でしょうか。群馬では草津温泉当たりでしょうか。それにしても情けないと思いますが、ブランド力が向上して観光客が押し掛けるのも嫌ですし、こんなもんで妥協しておくのが無難でしょうか。むかし、「なぜか埼玉、海がない」と云う歌があったことを思い出しました。歌ったのは「さいたまんぞう」と云う人でしたかね。

アカヤシオ(2013年5月6日 南牧村大岩) この時期定番のアカヤシオです。しかし、今年のアカヤシオは大外れで、木があっても花をつけているものが極端に少ないのです。地元の人の云うところでは、昨年の夏が暑すぎてつぼみが育たなかったということです。

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2013年5月 7日 (火)

富士山の世界遺産登録

 富士山の世界文化遺産登録が確実になりました。登録を目指した人たちにはおめでとうと言いたいのですが、やぶにらみしかしない私はどうもしっくりきません。もともと富士山は自然遺産登録を目指していましたが、ゴミの多さなどがネックとなって自然遺産には登録しないことになりました。それで文化遺産に鞍替えしたのでしょうか。報道では、信仰対象や北斎などを例に挙げて、文化遺産がふさわしいとしています。しかし、信仰だけであれば、高野山や羽黒山の方が古く、また実績もあるでしょう。浮世絵などの芸術の対象になったからという理由もどうもピンときません。富嶽百景が世界の芸術に与えた影響という声もあるようですが、影響を与えたのは富嶽百景ではなく「浮世絵」そのものです。まあ、両方が融合していると云う理由が大きいのでしょうが、私にはどちらもたいしたことないように思えます。

 言わせてもらえば、「山高きがゆえに尊からず」であって、もっと品の良い山はたくさんあります。ですから、私は富士山には登りませんし、登りたいとも思いません。富士山は眺める山と思っています。富士山への登山者は年間30万人ともいわれています。その人たちの残すごみや糞尿を考えると気が遠くなります。本当に登録されるのであれば、30万人の登山者への対策もきちんとしてもらいたいと思います。

我が家のコゴミ畑(2013年4月29日) 先週山菜のことを書き、モミジガサの写真を載せました。今回は、山ではなく自宅の裏にある畑のコゴミです。写真のとおり、コゴミが一列になって植わっており、時期には食べきれないほどのコゴミが採れます。写真のコゴミはもう大きくなって、本名のクサソテツの状態になってしまっています。

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