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2013年4月11日 (木)

指定調査機関

 少し前の3月28日に環境省が発表した資料によると、土壌汚染対策法に基づく指定調査機関の数が638機関となっていました。この法に基づく土壌汚染調査を行うことができるのは指定調査機関に限られます。法ができた当初は、一定基準を満たしていれば環境省への申請によりだれでもが指定調査機関になれました。ところが、実際には一回も土壌汚染調査をしたことがない会社がなっていたり、経験がほとんどない会社も指定調査機関になれてしまったのです。土壌汚染対策法が成立したのが2002年で、それ以来数多くの調査がなされた中で、指定調査機関の質が問題視されてきました。そのため、技術をつかさどる者に試験を課し、合格者を技術管理者として指定調査機関に設置するという義務を負わせたのです。試験は2010年から行われており、今年までは、試験に合格していなくても技術管理者がいるとみなしていましたが、この4月1日からは厳格に運用されています。

 指定調査機関は法が成立した後、最大で1670程度まで増えました。それが一気に638にまで減ったのです。まあ、環境省の目論見どおりでしょう。土壌汚染対策法が成立する前夜、この業界では仕事が大幅に増えると云う期待が高まりました。そのため、有象無象の会社が申請したのです。今回の措置はそれをふるい落したわけです。残念ながら、土壌汚染という負の仕事がそれほど増えるわけではなく、現在ではおそらく年間1000億円程度でしょう。この金額はコンビニ業界の1カ月分の売り上げの1/10にすぎません。今後もある程度の仕事量はあるでしょうが、増加するなどと云うことは期待できません。弊社を含め、業界での生き残りのための知恵が必要となってきます。

ナバナ(2013年4月7日 自宅の畑で) 4月6日から7日にかけての爆弾低気圧による雨で、裏の畑が水たまり状態になりました。ナバナはいろいろな葉物野菜の種が飛んで勝手に生えているものです。これもちゃんといただいておひたしで食べます。ちょっぴり苦めの春の味です。

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