« 2013年2月 | トップページ | 2013年4月 »

2013年3月29日 (金)

日本の人口

 3月27日に厚生労働省が発表した資料によると、2020年以降すべての都道府県で人口が減り続け、2040年には65歳以上の高齢者が人口の36%にまでなると云うことです。驚くにはあたらないことで、総務省統計局の資料では、日本の人口は2008年にピーク(12800万人)となり、以後減少に転じています。新聞に載った厚生労働省の発表は、人口の増減だけで人口の記載はありません。総務省の資料だと、2011年の人口は127800万人です。これが、2020年には12410万人、2030年には11660万人、2055年には1億人を割り込み、9190万人と予想しています。100年後には現在の半分以下の5000万人となるでしょう。65歳以上の高年齢者は2065年には40%に達し、以後100年後まで40%以上をキープする模様です。

 日本の人口は、弥生時代の西暦元年頃は6万人ほどで、鎌倉時代は600万人、関ヶ原の合戦の頃は1200万人、徳川時代となり戦がやむと人口は増え江戸中期で3000万人、明治まではあまり増えず、明治以後再度急激に増加に転じたと云う資料もあります。1920年(大正9年)には5600万人、敗戦時の1945年(昭和20年)は7210万人で、70年安保の頃1億人を超えました。100年後には大正年代にまで人口が減るわけです。大正9年の5600万人に対し、高齢者の割合はわずかに5%でしたから、100年後の異常さが分かります。今年から、私も高齢者の仲間入りをし非生産年齢となり年金受給者となるわけですが、年金をもらっていいのだろうかと思います。できるだけ畑を耕し、山の恵みをいただき、自給自足に近い生活をしたいものです。

シュンラン(2013年3月21日 自宅の庭で) これも春定番の花です。山菜として花を食べる人もいますが、私は見るだけです。

130321

| コメント (0) | トラックバック (0)

2013年3月27日 (水)

母のこと(3)

 母が座骨骨折で1月末に入院したことはすでに書きました。その母が3月20日に退院しました。病院は高崎市の真木病院というところで、いくつかの病院で診察した揚句に訪れた病院でした。先生は診察後、直ちに入院しなさいとおっしゃって、病室を探してくださいました。たまたま午前中に退院する人がいて、その日の午後には入院できました。それから1ヶ月間は治療で、治療が終了しリハビリの時期になると、通称リハビリ病棟に移ります。ここは最大2ヶ月いることができると云うことでした。母は入院中に94歳になったのですが、94歳の割にはめきめき回復して、退院の10日ほど前にはすたすた歩けるようにまでになりました。

 母は入院前もところどころぼけていたのですが、入院でボケが急速に進みました。しっかりしているときもあるのですが、私のことが分からなくなったり、着替えたばかりなのにまた着替えたり、食事をしたのを忘れたりと、まだらぼけ状態になりました。今は、デイサービスに毎日通っています。デイサービスでは、入浴の度に着替えやおむつの交換をしてもらってます。夕方には我が家に帰ってくるのですが、徘徊されないように塀を設置し、工事用の三角コーンとバーで出ていけないようにしました。夕食は私が帰宅後に用意します。おかげで、飲んで遅くなるようなことができなくなっています。いいことなのか、悪いことなのか・・・。

梅の花見(2017年3月17日 居間から見た梅の花) 高崎に越してすぐに、居間の前に梅の木を植えました。家の中から梅の花見ができたらいいと考えたのです。まだ木は大きくはないのですが、念願かなって花見ができるまでに育ちました。

130317

| コメント (1) | トラックバック (0)

2013年3月26日 (火)

言葉の重み

 私のようなしがない零細企業の者ではなく、政治家とか弁護士は自身が発する言葉の重みを十分すぎるほどに理解していると思っていたのですが、どうやら違うようです。日経新聞の拾い読みですが、政府が4月28日に主催する「主権回復の日」の趣旨の説明をする自民党の議員懇談会で、推進役の野田毅がその日に「なぜ主権を失ったか、日本人自身が考える時期があっていい」と発言したとか・・・。主権を回復した日に、主権を失った意味を考えるのですか。おかしいですね。それならば、主権を失った日(8月15日)に考えればいいではないですか。今までそれをしないでおいて、唐突に主権を回復した日を祝うなどと云うことをするから、沖縄の人は「その日は沖縄にとって日本から切り捨てられた屈辱の日だ」と怒るのですよ。

 もうひとつ、おかしな発言。昨日(3月25日)広島高裁で、昨年12月の衆院選挙の無効判決が出されました。この判決に対する是非はここでは言いません。しかし、訴訟を起こした弁護士が「珍しい判決に立ち会えてありがたい」と言ったとか。訴訟を起こした原告にとって、この判決は画期的かもしれないが、追い求めていたことでしょう。それを「珍しい判決」などと云うのは、はなからそれを期待していなかったということでしょうね。少なくとも、私が何か訴訟に巻き込まれた時は、このような弁護士には弁護を依頼したくありませんね、岩西さん。

ヤブカンゾウ(2013年3月21日 自宅の裏の畑で) 暖かいと云うよりは暑いような日が続き、梅は散って桜が咲いてしまいました。我が家の庭の春の花も、ヒトリシズカ・カタクリ・オキナグサ・レンギョウ・トサミズキなどが咲いています。食べられる野草であるヤブカンゾウも写真のように大きくなりました。ヤブカンゾウは茹でてからおひたしや酢味噌和えにすると独特の食感でおいしいものです。

130321

| コメント (0) | トラックバック (0)

2013年3月19日 (火)

メタンハイドレート

 メタンハイドレートのことは過去何回か書いています。日本近海の海洋底には我が国の消費量の100年分に相当するメタンハイドレートが眠っていると云うことです。メタンハイドレートは「燃える氷」ともいわれ、低温あるいは高圧化で存在しうるメタンガスです。地中では固体となっています。愛知県沖の水深1000mの海底下300mの地層から、メタンハイドレートを採取する試験施工に成功したとの明るいニュースが、先週日本中をにぎわしていました。地下に存在しているときは固体ですから、通常のボーリングで採取するのはほぼ不可能です。これを温度を上げるか減圧するかで採取する方法が考えられていますが、愛知県沖は減圧法で成功しました。海面下1300mですから、圧力は130気圧です。これを30気圧まで減圧して、ガス化させると云う方法です。アラスカなどの地上では、温度をあげての試験施工に成功していますが、海底下での減圧法はこれが初めてです。

 成功したのは喜ばしいのですが、問題は開発コストでしょう。現在ではLNG輸入価格の数倍になってしまうという試算もあります。現在の高い輸入コストが、シェールガスなどの影響で下がると、とても太刀打ちできないでしょうね。深海部での掘削ですから、固定やぐらは使えません。探査船「ちきゅう」のような船が必要となります。日本の消費をある程度賄おうとすれば、このような船が何隻あっても足りません。さらには算出したガスを輸送する手段も必要です。海上にメタンガスを液化するプラントも必要となるでしょう。コストを考えたら採算ベースに乗せるにはまだまだ長い年月がかかりそうです。しかし、資源小国の日本にとって、遠い将来を考えると海底のレアアースとともに、夢が膨らむ存在ではあります。

トウダイグサ(2013年3月16日 安中市・石尊山) 長野新幹線安中榛名駅の北側に高さ500m程の石尊山があります。安中榛名駅からは1時間ほどで登れる山で、この時期になると里山は梅の季節です。梅の木の下には、トウダイグサ・オオイヌノフグリ・カキドオシ・ホトケノザなどの草花が咲いています。

130316

| コメント (0) | トラックバック (0)

2013年3月14日 (木)

東京裁判

 12日の衆院予算委員会で、みんなの党の大熊議員の太平洋戦争戦犯に関する質問に対して、安倍総理大臣は東京裁判が断罪した戦犯のことを「裁判は日本人の手によるものではなく、連合国側の勝者の手によってなされたものである」と答弁している。その真意は「東京裁判の戦犯は、国内法では戦争犯罪人ではない」(2006年の国会答弁)ということのようです。そのとおりでしょう、勝った者が負けた者を裁くのは古今東西世の常ですし、どこの国に戦争犯罪人に関する法律がありますか。戦争終結から70年近くたち、こんなことを質問するみんなの党もバカかと思いますが、今更その評価を国会で議論すべきものですか。そんなことは文芸春秋紙上ででもすればよい。予算委員会ですべき議論はほかにたくさんあるでしょう。党首が党首だと下の議員も議員ですね。

 ここで思うのは、もし日本人の手によって東京裁判が行われていたら、東条英機は無罪になったのだろうかということです。戦争犯罪の定義もあいまいですが、少なくとも1億の人間を戦争に引きずり込み、300万人の国民や何人になるかわからない他国の人々をを死なせたと云う責任から逃れることはできないでしょう。ここ何年にもわたり昭和史の研究が盛んです。昭和天皇の事績を含め、昭和の時代の政治・軍事の新事実の発掘が進んでいます。それらのいくつかを見ても、やはり世界を知らず、日本の実力を知らず、無謀な戦争へと引きずり込んだ東条や松岡洋介・近衛文麿などは断罪されてしかるべきでしょう。今の北朝鮮と大差ないと思いますがいかがでしょうか。

紅梅(2013年3月9日 自宅の庭で) まだ大きくはないのですが、先回載せた南高梅とともに、庭の真ん中あたりに紅梅も植えてあります。この紅梅は、去年はいくつか実をつけました。梅酒にするには少なくとも500g程は欲しいのですが、今年の出来はどうなりますことやら・・・。

130309

| コメント (0) | トラックバック (0)

2013年3月12日 (火)

災害と復興

 3月11日で、東日本大震災から2年が経ちました。インフラ整備・復旧はそれなりに進んでいるのでしょうが、復興となると遅々としていて、進んでいるという印象がありません。これだけの大災害になると、一地域だけでは対応できず、国を挙げての支援・復興が必要となるのですが、わが日本国民は言うことは一人前ですが、やりことは0.1人前という印象が強いです。人々は国を挙げて支援が必要だと云う陰でがれき処理の受け入れは拒否します。福島県からの移住を放射能汚染があるからと拒否します。そのくせ、追悼番組を見て涙を流します。いつからわが日本人は二重人格となってしまったのでしょうか。あの災害は、我が国にとって非常事態だったのでしょうが、誰も非常事態とは思っていません。日本には「非常事態宣言」すらありません。

 本当の非常事態であれば、国が宣言を出し、責任を持って事態の収拾を行うべきでした。まあ、あのときの総理大臣が「市民運動家」出身なる菅であったということもあるのでしょうね。非常事態であれば、土地の強制収用、交通制限、廃棄物の処理、復旧などなどが強権発動で行えたでしょう。それが良かったか悪かったかは後世の人々に判断してもらえば良いのです。残念ながら今の日本の政治家には、それだけの度胸がある人はいないのでしょう。結局完全履行はできなかったのですが、関東大震災の時の後藤新平のような人は望めないのでしょうね。

梅(2013年3月9日 自宅の居間の前の梅の木) 25℃をこえるという9・10日の異常な暑さで、居間の前に植えてある南高梅が一気に咲いてしまいました。10日の昼過ぎには、煙霧により空が黄色くなると云う現象すら起きました。今現在の気候はここ1万年間で最も気温が高いそうです。大地震も頻発しています。地球が悲鳴をあげているようです。

130309

| コメント (0) | トラックバック (0)

2013年3月 7日 (木)

1票の格差

 3月6日に、東京高裁で昨年の衆院選挙について最大2.43倍の一票の格差を違憲状態と判断しました。千葉県と高知県の選挙区の差です。参院では神奈川と鳥取の5倍です。公職選挙法では、選挙に関する提訴の場合は提訴受理後100日以内で判決を出すことになっています。今回はわずか79日だそうです。同様の提訴はあと15件ほどあって、100日以内であれば3月下旬にはすべての判決が出そろいます。東京高裁は、2009年の衆院選で、最高裁が違憲状態としたにもかかわらず、それを放置した国会に対して怒っているようです。このまま放置すれば、「違憲状態」から「違憲」として、選挙無効の判決もあり得ると脅しています。まさに正論でしょうねえ。新聞によっては、「これは執行猶予付きの判決である」ともしています。ですが、国会に是正を委ねると云うことは、執行猶予つきの罪人に委ねるのと同じことになりませんか。

 世界の例では、ドイツでは2倍以内、オランダでは比例代表のため一票の格差は無いそうです。でも、本当に人口比例で良いものか、疑問に思うところがあります。完全に人口比例ですと、当然ながら東京・大阪・神奈川などの人口集中部の議員が多くなります。必然的に過疎地の意見は少数意見として取り上げられないケースが増えるのではないでしょうか。それを避けるには、現在の2院制を最大限活用すればいいのです。衆院は人口比例を基本とし、参院は都道府県単位を基本とすればよいでしょう。アメリカの下院・上院はそうなっているとも聞きます。これを機会に、選挙制度の大改革を行ってくれればよいと願います。でも、今の国会にそんなことを望むのは無理ですかねえ・・・。

スノードロップ(2013年3月3日 自宅の庭で) 先回(4日)、スノードロップは日が当たると花びらを拡げると書きましたが、これは拡げる前の状態です。先回の写真と比べてください。花としては、こちらの方が可愛いと思いますが・・・。

1303032

| コメント (0) | トラックバック (0)

2013年3月 4日 (月)

北の国の習い

 1日から2日にかけて、北国は大荒れでした。関東地方は春一番でしたが、北海道では風速30mを超える台風並みの嵐で、痛ましい事故の報道が相次ぎました。秋田では、新幹線が雪のため脱線しています。新幹線の脱線は、かつての中越地震以来の2回目だそうです。北海道の東部では、猛吹雪のため車に閉じ込められたり、救助を求めて外に出た人たちの悲報が相次いでいます。湧別では、農場の倉庫の前で小学生の娘を抱き抱えるようにして亡くなっていた53歳の父親がいました。吹雪で車が動けなくなり、500mほど離れた自宅に向かったのでしょう。わずか300mほど進んだところにある倉庫の前でした。幸い9歳の娘さんは無事でしたが、あと200m歩ければ、あるいは、その倉庫の扉が開けば、と考えるのは私だけではないでしょう。

 私は北海道に16年間住んでいました。出張で北海道中を回りましたので、何回かは猛吹雪にあっています。視界不良で、車の運転ができなくなるようなときもありました。わずかに視界がある場合は、できるだけ大型トラックやダンプカーの後を走りました。私たちはライトバンで視野が低いのですが、トラックは運転席が高いため地吹雪に強いのです。中島みゆきが出したアルバム「夜を往け(1990年、18枚目)」の中に「北の国の習い」という曲があります。その中の歌詞、「吹雪の夜に白い山を越えてみようよ あなたの自慢の洒落た車で 凍るカーブは鏡のように 気取り忘れた顔をを映し出す 立往生の吹きだまりに凍って死ぬかい それとも排気ガスで眠って死ぬかい」。現地の人も、こんな猛吹雪は生まれて初めてと云っているそうです。

スノードロップ(2013年3月3日 自宅の庭で) 我が家の庭で最初に咲く草花はこの花です。日が当らないとつぼ型なのですが、日が当たると花びらを大きく広げます。2月中旬に咲き始めます。

1303031  

| コメント (0) | トラックバック (0)

2013年3月 1日 (金)

母のこと(2)

 昨年の6月に、私の93歳になった母のことを書きました。わがままで、自己中心的な母で、人のことなどお構いできない性格です。その母が昨年暮れに座骨を骨折して、1月下旬に入院してしまいました。それから1ヶ月経ち、ようやくリハビリに入りました。医者には勝手に歩くなと云われているのですが、外の景色が見たいからと勝手に歩いています。ボケも進んでいて、この前は甥っ子(母から見れば孫)を弟(母から見れば息子)に間違えていました。先週も汚れものを取りに行った時、私に対し「これから帰るのは大変だね」と云いました。私が「どこへ帰るの?」と聞くと「茨城だろ?」と云います。つまり、私のことも誰か(多分甥っ子)と間違えていたのでしょう。母は3月4日で94歳になります。

 2010年調査の日本の平均寿命は、男が79.59歳、女が86.35歳だそうです。最も長生きの県は長野県で、男が80.88歳、女が87.18歳、もっとも短いのは青森県で、男が77.28歳、女が85.34歳です。わが群馬県は男が79.40歳(これは沖縄と同じ)、女が85.91歳です。平均よりも少々少ないです。それにしても、長生きのしすぎではないでしょうか。批判されるのを承知で書きますが、日本はもうこのような長寿の人の負担には耐えられないのではないでしょうか。生産年齢を70歳までとすると、わが母などは20年以上も無為徒食の状態なのです。今後、私のような団塊世代がさらに齢をとると、少子化の影響もあって生産年代が無為徒食年代の負担をすることに耐えられなくなることは明らかでしょう。今こそ「現代版姥捨て山構想」を練る時です。

マンサク(2013年2月23日 吉井三山・八束山麓) 春になると「まず咲く」がなまって「マンサク」になったと云います。雪国の山ですと雪解けを追って6月に咲くこともありますが、平地では2月から3月に咲きます。

130223

| コメント (0) | トラックバック (0)

« 2013年2月 | トップページ | 2013年4月 »