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2013年3月 7日 (木)

1票の格差

 3月6日に、東京高裁で昨年の衆院選挙について最大2.43倍の一票の格差を違憲状態と判断しました。千葉県と高知県の選挙区の差です。参院では神奈川と鳥取の5倍です。公職選挙法では、選挙に関する提訴の場合は提訴受理後100日以内で判決を出すことになっています。今回はわずか79日だそうです。同様の提訴はあと15件ほどあって、100日以内であれば3月下旬にはすべての判決が出そろいます。東京高裁は、2009年の衆院選で、最高裁が違憲状態としたにもかかわらず、それを放置した国会に対して怒っているようです。このまま放置すれば、「違憲状態」から「違憲」として、選挙無効の判決もあり得ると脅しています。まさに正論でしょうねえ。新聞によっては、「これは執行猶予付きの判決である」ともしています。ですが、国会に是正を委ねると云うことは、執行猶予つきの罪人に委ねるのと同じことになりませんか。

 世界の例では、ドイツでは2倍以内、オランダでは比例代表のため一票の格差は無いそうです。でも、本当に人口比例で良いものか、疑問に思うところがあります。完全に人口比例ですと、当然ながら東京・大阪・神奈川などの人口集中部の議員が多くなります。必然的に過疎地の意見は少数意見として取り上げられないケースが増えるのではないでしょうか。それを避けるには、現在の2院制を最大限活用すればいいのです。衆院は人口比例を基本とし、参院は都道府県単位を基本とすればよいでしょう。アメリカの下院・上院はそうなっているとも聞きます。これを機会に、選挙制度の大改革を行ってくれればよいと願います。でも、今の国会にそんなことを望むのは無理ですかねえ・・・。

スノードロップ(2013年3月3日 自宅の庭で) 先回(4日)、スノードロップは日が当たると花びらを拡げると書きましたが、これは拡げる前の状態です。先回の写真と比べてください。花としては、こちらの方が可愛いと思いますが・・・。

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