« あけましておめでとうございます | トップページ | 土壌汚染調査技術管理者試験 »

2013年1月18日 (金)

アルジェリア

 安倍新政権発足時に、私は1ドル90円などあり得ないと書いたのですが、90円になってしまったようです。そんな情報とともに、アルジェリアで天然ガスなどの関連プラント建設に従事している日揮の現場がテロ組織に襲われ、78人が人質となったと云う報道がされています。日本人は17人で、そのうち3人は現場におらず連絡がついたとのことですが、他の人の安否は不明です。アルジェリア政府は、テログループとの交渉を拒否し、攻撃を開始しました。アルジャジーラは、この攻撃で人質35人が死亡したと伝えています。日本は、人質救出を最優先とし、武力の使用は控えてほしいとアルジェリア政府に伝えていたようですが、アルジェリア政府はヘリによる空爆を始め、地上軍の攻撃も開始しています。欧米は日本と違った見解で、攻撃を支持する声もあるようです。日揮は中東や北部アフリカで多くのプラント建設を行っている企業で、今回はイギリスBPの施設だそうです。

 たびたび書いていることですが、私が1990~91年にかけて、ザイール(現コンゴ民主共和国)で給水プロジェクトに従事していた頃、100km程離れたチェラという町で暴動が起こり、井戸掘削現場付近で銃撃戦が生じたことがありました。直ちに無線でベースキャンプまでの引き上げを指示し、道を大きく迂回し1日後にたどり着きました。この時、無線により(電話などはありません)日本大使館に指示を仰ぎましたが、その時の回答は「日本大使館は何もできません。遺書を書いてくれれば届けるように努力します。」というものでした。その回答を聞いた時には愕然としましたが、後で良く考えてみれば、大使館がある首都からは400kmも離れていることですし、自衛隊が現地で救出活動できるわけではなし、大使館はきちんと本音を伝えてくれたのです。それで、ある程度の覚悟は決まりました。アルジェリアはそれ以上の危機に直面しているわけで、現地の人々は何を思っているのでしょうか・・・。

子供たちの笑顔(1990年10月9日 暴動後の町チェラで) 暴動が起きてから10日後、チェラを視察した時の写真です。暴動などどこで起こったのか、子供たちの笑顔に救われました。

901009_2

« あけましておめでとうございます | トップページ | 土壌汚染調査技術管理者試験 »

コメント

鹿対策に狼の導入 参照 http://japan-wolf.org/content/faq/

投稿: 名無し | 2013年1月29日 (火) 10時06分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: アルジェリア:

« あけましておめでとうございます | トップページ | 土壌汚染調査技術管理者試験 »