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2012年12月 4日 (火)

脱原発

 当分山の話だけにしようかと思っていたのですが、近未来の日本を占う選挙が近いことから、一つだけに話題を絞って考えてみました。16日の衆議院議員選挙に向けて、各政党の公約が出そろいました。その公約の中で、原発に絞ってみますと、直ちに廃止が、社民・共産です。多くの党は段階的に廃止で、明確に廃止を謳っていないのは自民党だけです。民主党と維新の会は、手法は異なりますが2030年代の全廃に向けて段階的に廃止、自民党は判断を先送り、日本未来の党は10年以内の全廃、その他の雨後のタケノコ党は、新規は認めず、代替エネルギーを開発して段階的に廃止、というのが概ねの意見でしょう。もっとも厳しい意見は社民・共産両党の即時廃止ですが、本気でそんなことができると思っているのでしょうかね。

 今我が国に原発は50基あるそうです。廃炉の費用は事故がないとして1基当たり300~700億円とも5000億円ともいわれています。期間も数十年単位でしょう。即時廃止で1基5000億円として、25兆円かかることになります。もっともこの費用には放射性廃棄物の処理費を含まないそうです。含んだらいくらかかることやら、そもそも処理など出来るのでしょうかね。それを考えたら即時廃止は夢物語でしょう。30年かけて廃炉するにしても、おそらく初年度は最も多くの費用がかかるはずです。電力会社は廃炉費用を積み立ててはいますが、即時廃止となればとても積み立て費用だけでは足りません。仮に国が負担するとしても、そんなお金はありませんよ。費用だけでなく、電力の不足とコスト上昇を考えたら即時廃止ができないことは小学生でも分かるでしょうに。私は、今度の選挙ではできもしないことを謳う政党には投票したくありませんね。

赤城初冠雪(2012年12月1日 吉井・朝日岳から) 前日からの雪により、赤城山と榛名山は初冠雪だそうです。この日は、我が家の水を張った鉢に氷が張りました。初氷です。山も木の葉が落ちて寂しくなります。

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