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2012年7月 4日 (水)

南鳥島沖のレアアース

 少し古いのですが、6月末の新聞紙上に南鳥島近海の海底でレアアースを見つけたとの記事が載っていました。東京大学などの国際チームが発見したもので、水深5600mの海底に680万tの埋蔵量があると云うことで、国内の消費量の200年分に相当するとのことです。この海域は我が国の排他的経済水域に当たります。レアアースはほぼ全量を中国に頼っており、中国頼みを脱却することが我が国の先端技術を維持するために必要なことです。その点では喜ばしいことですが、果たして本当に採掘できるのでしょうか。同じような問題に、メタンハイドレートがありますが、まだ経済的に採掘するめどは立っていません。

 私が学生だった頃、同じような話題になっていたものにマンガン団塊(ノジュール)があります。直径1~10cmほどの球体で、マンガン・鉄を主とし、銅・ニッケル・コバルトなどを多く含むものです。マンガン団塊そのものは100年以上前から知られていましたが、1970年代に全世界の水深4000~6000mの海洋底に分布していることが分かってきました。しかし未だ持って商業的に開発されているとは聞いていません。いずれも情報としては喜ばしいことなのでしょうが、実際に採掘できるかどうかを考えると手放しで喜べるものではありませんね。

ユキワリソウ(2012年6月30日、浅間外輪・草すべり) 車坂峠から登り、黒斑山への途中のトーミの頭から、火口原の湯の平に下れます。かなりの斜面を一気に300m下るのですが、途中には一面のユキワリソウの群落があります。関東近郊の山では珍しいほどの規模です。

120630

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