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2012年6月 7日 (木)

メタンハイドレートの商業化

 政府が海洋政策の見直しの中で、メタンハイドレートの商業生産を2018年に開始する方向で検討すると云う新聞記事(日経)がありました。本当にできるとすれば素晴らしいエネルギー革命になるとは思いますが、あてにはならないでしょうね。メタンハイドレートは、メタンが氷のようになったもので、「燃える氷」とも言われています。低温高圧下で生成するもので、陸上では永久凍土があるような極地方に見られます。中緯度以南には、永久凍土などはありませんので、高圧下での生成になります。1気圧では-80℃以下、50気圧(水深500m)ですと6℃以下で生成すると云われています。ところが、陸地ですと高圧になる深さでは地温が上がりますので、メタンハイドレートは生成されません。これが海底下になりますと、理想的な生成条件が生まれ、海底から浅い所にメタンハイドレートが存在します。安定した生成領域は、数百m程度とも云われています。

 このように存在は明らかになっており、日本近海には100年分の埋蔵量があるとも云われているわけですが、問題はどのようにしてこれを取りだすかです。カナダなどの陸上では温風を吹き込んでガス化する方法がとられているようですが、日本では減圧する方法で試験が行われているようです。なにせ固体ですから、穴を掘れば自動的に出てくるわけではありません。実用化するにはまだ相当の年月が必要となるでしょう。ただでさえメタンは「温暖化の元凶」とも言われており、過去の気候変動はメタンハイドレートの急激なメタン化が原因ではないかと疑われているくらいです。今、世界ではシェールガスの生産が軌道に乗ってきました。昔は取り出すことが難しいと云われていたものです。メタンハイドレートもいずれ商業生産ができるようにはなるのでしょうから、その日を楽しみに待つことにしましょう。でも、生きているかなあ・・・。

ムラサキヤシオツツジ(2012年6月2日 浅間山塊・角間山) ヤシオツツジには、シロヤシオ・アカヤシオとこのムラサキヤシオがあります。ヤシオツツジのなかでは最も色が濃いもので、初めてみた札幌近郊の無意根山登山口では、しばらく見惚れていた記憶があります。30年ほど前の話です。

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コメント

大菩薩峠 の麓 深く**地層探査 対地震対策用の基礎データーを 塩山・勝沼 地区岩層・地層・地下水層 の基礎探査に行った序でに 20年振りの 峠を拝んできました。

山の緑 色濃く 微笑んで いました。

散策 は 良いですね 山歩き らしきをしてちょっと汗をかいて来ました。

根岸さんは 最近 山歩きは 如何ですか、峠でなんとなく懐かしく思い起こしました。 又の機会が有れば と思っています。 長らくご無沙汰していてこの様な突然文 失礼しました。機会が 有りましたら お会いしたいと思っています。

投稿: 榎本 光孝 | 2012年6月28日 (木) 13時48分

山登り、ロッククライミング、ドライブ、等など、アウトドア 遊びが 大好きな 人間です。

仕事の趣味は サーボシステムを使った おもちゃ遊び、ガーデニングなど等 です。

投稿: ミッキー エノモト | 2013年7月11日 (木) 13時15分

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