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2012年4月11日 (水)

いわき市の苦悩

 3月29日の本欄に、「故郷は遠くにありて・・・」と題して、原発事故で住むところを失った人たちのことを、日本沈没を例に挙げて書きました。4月10日の毎日新聞に、原発事故の双葉郡に隣接するいわき市の苦悩が載っていました。いわき市は原発事故の被害こそ直接的にはほとんど無かったものの、地震・津波で大きな被害を受けています。死者・行方不明者347人、全壊家屋7777棟で、福島県内では、死者・行方不明者数では3番目、全壊家屋数では最も多いとのことです。その被害の町が、23000人の被災者を受け入れています。そのうえ、原発被害地の自治体そのものをいわき市に移転させるという構想が持ち上がっています。いつ帰れるかわからないそれぞれの町の、いわば治外法権的な「仮の町」ができるわけです。その仮の町が正式に決まれば、町の中に町ができることになります。受け入れる側のいわき市としては困惑することでしょう。

 このような話は、いわき市を抜きにして進められているようです。いわき市の市長が怒るのは当たり前でしょうね。このような地域コミュニティは、受け入れられるものでしょうか。その地域との摩擦は生じないのでしょうか。まして、いわき市は甚大な被災地域です。そこにさらに負担となるようなことを国は進めても良いのでしょうか。非難されることを承知で言いますが、双葉郡の各自治体は既に存在意義を失ってしまったのではないでしょうか。そうであれば、一時的に(もしかしたら永久に)自治体を解散して国の管理とし、避難先の地方に溶け込むことも考える必要があるのではないでしょうか。つらいことであることは重々承知して一石を投じます。

春浅い浅間山(2012年4月7日 上信国境・矢ケ崎山から) 先回クソミソにけなしたオリンパスOM-Dで撮ったものです。まったく同じ所でPENでも撮ったのですが、雪山の詳細を見るとコントラストがPENより弱いものとなっていました。レンズのせいか、腕のせいかは定かでありませんが・・・。

120407

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