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2012年2月 7日 (火)

土壌汚染調査技術管理者試験(3)

 はっきり言いまして、これが国家試験かと情けなくなりました。2週間かけて80問の問題すべてを精査しました。その結果、①正解がない・正解が複数あるなどの間違いが7問、②設問として大いに疑問があるもの5問、③技術管理者の問題としてふさわしいかどうか疑問があるもの19問となりました。③については異論もあるでしょうが、①の間違いは弁解のしようがないものでしょう。80問中7問ですから、何をかいわんや・・・です。その間違いのために試験に落ちた人が何人いることでしょうか。合格率は10.8%でしたから、例えば間違っている7問を採点対象から外したら、もっと多くの人が合格したのではないでしょうか。環境省はきちんと対応すべきでしょう。

 試験は午前35問、午後45問で、それぞれ2時間の合計4時間で解くものです。時間の短さについては以前指摘した通りです。問題の複雑さでは、たとえば「4つの記述の中から間違っているものの組み合わせはいくつあるか」などがあります。単純に間違い(あるいは正しい)を選ぶというものではなく、いくつ間違ってるか、間違いの組み合わせはどれかまでを考えなくていはいけません。私自身が試みて、まちがっているものは選んだのですが、その組み合わせというところでポカをやったものが何問かあります。このような問題が、25問ほどあります。確かに、試験を受ける人に間違いを誘うという効果はあるでしょうが、余分なことでしょう。

 1月27日に午前問題の一つの間違いを指摘しておきましたが、もう一つ指摘しておきます。少々長くなりますがご容赦ください。午前問題18は「土壌ガス調査について誤っているものはどれか」という問題です。公式な正解は選択肢(2)で、「重金属等の調査と同様にして行われた土壌溶出量調査が溶出量基準に適合していればボーリングは必要ない」というものでこれを誤りとしています。この誤りに異存はないのですが、選択肢(1)は「土壌ガス調査の試料採取は(中略)裸孔で通常行う」としています。これは明らかな誤りで、ガイドラインのAppendix-5には「採取は保護管を挿入して行う」とあります。裸孔での採取ではないのです。午前問題18には「誤り」という正解が二つあることになります。

 検討した内容はいずれ受験の講習会を行った「協同組合 地盤環境技術研究センター」のホームページで公表する予定ですが、その前に環境省にはぶつける必要があるでしょうね。

フクジュソウ(2012年1月28日 安中市・崇台山麓) 今年は異常なくらい寒くて、我が家のフクジュソウはようやく芽が出たくらいですが、山のふもとの日当たりのよい民家の庭先に沢山のフクジュソウが咲きはじめていました。

120128

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