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2011年12月 1日 (木)

再びチャイナ・シンドローム

 東日本大震災の後の福島原発の事故について、今年の3月19日にチャイナ・シンドロームのことを書きました。それが実際に起きていたことが11月30日に公表されています。3月19日に書いたものの前半を再録します。

 チャイナ・シンドロームは、1979年に公開された映画の題名です。原子炉冷却用のポンプと冷却水用の水位計が不調で、危うくメルトダウン(炉心溶融)を起こしそうになる、という映画です。ジェーン・フォンダ、ジャック・レモン、マイケル・ダグラスが出演していました。製作はマイケル・ダグラスで、今から32年前のことです。まさに、福島第一原発と同じことが描かれていました。映画では、原子炉を緊急停止して事無きを得るという結末だったのですが、実際には緊急停止だけではメルトダウンは防げないようです。メルトダウンを起こすと、その熱で地下が融け、アメリカの反対側の中国に達するというジョークから、チャイナ・シンドロームといわれるようになりました。映画が公開されて幾日も立たないうちに、本当にスリーマイル島の原子炉事故が起こったので、当時大ヒットしました。

 福島原発1号機で溶け落ちた燃料は1500℃以上に達したそうで、コンクリート床を最大65cm溶かしたとみられています。スリーマイル島の事故の時は、核燃料は圧力容器内に留まっていたようですが、福島では圧力容器が破損し、核燃料はすべて格納容器下部のコンクリート床にまで落ち、コンクリートを溶かし、格納容器の鉄板まであと37cmにまで達したと推定されました。こうなると、廃炉するにしろ何にしろ燃料を回収することが可能なのでしょうか。空恐ろしい気がします。ところで、来週12月5日(月)22:00にBSプレミアムで、映画「チャイナ・シンドーム」を放送するようです。興味がある方はご覧になってください。

リュウノウギク(2011年11月5日 群馬県・西御荷鉾山) 数少ない晩秋の花です。葉をもむとお香のにおいがします。

111105


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