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2011年12月27日 (火)

オナカの大きな王子さま

 金正日が死んで、王様の地位を三男と言われている金正恩王子が世襲するということです。テレビでは、葬儀の模様を繰り返し放送し、中央に立つ太った王子様を映し続けました。周辺は軍人が固めています。26日には韓国からの弔問団とも会っています。この映像を見ると、小椋桂の歌「オナカの大きな王子さま」を思い出します。「オナカの大きな王子さま 白いお洋服が破れそうだよ 金のボタンも取れそうだよ」で始まります。この歌は、小椋桂の5枚目のアルバム「ほんの二つで死んでゆく(1973)」におさめられているもので、1975年のNHK「みんなのうた」でも放送されたそうです。「食べ過ぎては空飛ぶじゅうたんが飛ばないかな」とか、「いつまでたっても食べているので料理が全部なくなってしまう」とか「料理は食べたいし、じゅうたんには乗りたいし」というような歌詞が続きます。

 北朝鮮の人口は2000万人強でしょうが、その9割は飢えているということです。北朝鮮政府は「オナカの大きな王子さま」の指示とかで食料の配給を発表しましたが、配給は平壌市内に限られるということです。平壌は北朝鮮のエリートが住む町で、つまり、国を指導するエリートが生き残って、国民は死ねということでしょう。飢えは今までなかった軍隊にも及んでいるようです。いっそ、北朝鮮は滅んだ方が良いという人もいるでしょうが、その混乱でいったいどれだけの人が死に直面するのでしょうか。新王朝でも独裁体制となるか、それとも権力闘争で混乱するか、国民の蜂起で春が来るか、ベルリンの壁崩壊のような現象が起きるのが良いのでしょうね。

立岩(2011年12月23日 西上州、1265m) 23日に登った岩山で、麓から見ると圧巻です。昨日のブログの浅間山と荒船山は、この岩山の頂上(左側が高い)から撮ったものです。

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2011年12月26日 (月)

八ツ場ダム

 先週は、八ツ場ダムや、金正日の死去、SANYOの看板撤去などのニュースが入っていました。金正日のことは別として、群馬県人としては八ツ場ダムの建設継続のニュースが驚きでした。確かに、総事業費4600億円のうち、すでに3000億円は使ってしまっています。本体を除いて、周辺の事業はほとんど完成しています。道路・鉄道・住民移転環境整備費などは変わりなく進められてきました。吾妻川沿いの道を車で走れば分かるのですが、付け替え道路や橋はほぼ出来あがっています。水没する川原湯温泉では旅館等の移転が終わっているようです。しかし、かつて数十軒あった温泉旅館は10軒程度しか残らないそうです。ここまできたら造るしかないのかもしれません。引き返すのならもっと前に、少なくとも住民移転が始まる前に引き返せばよかったのです。

 政権が自民党から民主党へと変わったおかげで大混乱です。一番の迷惑は、住民でしょう。民主党は2年前の選挙のマニフェストで八ツ場ダム中止を掲げて勝利しました。しかし今、マニフェストに掲げたことで実現あるいは前進したものがどれだけあるのでしょう。マニフェストに書いたことに関して、現実はそんなに甘くなかったということでしょう。これからは、選挙の時に軽々しくできもしないことを言わないことです。しかし、民主党は少しは反省しているのでしょうかね。前原さんが言うような、勝った、負けたの世界ではないでしょうに。

浅間山と荒船山(2011年12月23日 西上州・立岩から) 荒船山は普通は平らな山頂をもった写真を見るのが多いのですが、南側からみるとちょうど陰になって、荒船山南端の経塚山が目立ちます。

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2011年12月19日 (月)

私のスピーカーシステム

 先日懇意にしていただいているあるお客様と忘年会をしたのですが、その時に私のオーディオ趣味についての話が出ました。そのお客さまもオーディオを趣味にしているとのことでした。長い付き合いなのですが、まだまだお互い知らないことが多いのですね。会話の中で、私が今8cmのスピーカーを作ろうとしているということを話したのですが、お客様は、「8cmでそんなにいい音が出るわけがない」とおっしゃいました。わたしも、20年前までの知識であればその通りと思うのですが、技術の進歩は恐ろしいものです。もしかしたら、いい音が出るのではないかと、内心期待をしていました。

 スピーカーは12月18日の日曜日に完成し、早速音を出してみました。ユニットはPARC Audioの8cmウッドコーン、フルレンジです。箱は、前・天・底・後が板厚13m、側面は板厚15mmのパイン集成材、容量2.3L、バスレフダクトは25mmVP管長さ10cm(Fb75Hzに調整)です。その完成したものが下の写真の一番上段にあります。驚きましたね、8cmですからさすがに重低音は無理ですが、低音から高音までバランスのよい音を響かせてくれます。ボーカルかポールモーリアを聴くのに良さそうです。ちなみに、中段はFOSTEXの12cmフルレンジ、下段はPARC Audioの17cmフルレンジをバックロードホーンに収めたもの、その内側は、Victorの11cmウッドコーンを主体とした2Wayのキット、さらに下段中央はPARC Audioの13cmウッドコーンフルレンジのバスレフです。昔は、いろいろなメーカーがスピーカーユニットを発売していたのですが、現在では国産で容易に手に入るのはFOSTEXとPARC Audioに限られます。寂しいものです。

私のスピーカーシステム。自作スピーカーの究極はフルレンジ1本でどれだけの音が出せるかに尽きると思います。20歳台のころから作り続けているわけですが、ウッドコーンなどにスピーカーの材質の面からの進歩が実感されます。

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2011年12月16日 (金)

中国はならず者国家を目指すのか

 12月12日に、韓国の排他的経済水域(EEZ)で違法操業していた中国漁船を拿捕しようとした韓国海洋警察の隊員が、漁船員に刺殺されたというニュースが飛び込んできました。拿捕を避けようと、中国漁船は警備艇に体当たりを食わせたということです。日本でも同じようなことがありましたね。海洋警察は、殺人容疑で船長を逮捕したということです。刺殺は刃物であったとも、ガラス瓶であったとも言われています。ガラス瓶だとしたら、まるで西部劇かギャング映画でしょう。逮捕は当然であろうし、韓国の法律で裁かれるべきものでしょう。

 この事件に対し、中国政府は当初沈黙を守っていましたが、13日には遺憾の意を表しています。謝罪ではありません。「遺憾の意」は「残念」ということで、謝罪とは異なります。これだけ事実がはっきりしているのですから、中国政府は明快に謝罪をすべきでしょう。でも、しないでしょうね。中国内では、違法操業を擁護する声や、韓国の対応を罵倒する声が大きいとも言われています。しかし、中国政府がこのような態度を取り続けるのであれば、北朝鮮と変わらない「ならず者国家」と見られても仕方ないでしょう。韓国政府の対応がこれからどううなるかはわかりませんが、我が国の海上保安庁の巡視船が体当たりをされた時のような我が国の情けない対応の真似だけはしないでほしいと思います。

ムラサキシキブ(2011年12月10日 西上州・御堂山)クマツヅラ科の落葉低木で、秋になると紫色の小さな実が鈴なりになります。紫式部に由来する名前だそうです。

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2011年12月14日 (水)

大王製紙前会長の親

 大王製紙の前会長が逮捕されました。会長と言ってもじい様ではなく、創業者の孫で、当年47歳という若さです。カジノで使ったお金が160憶円という桁はずれの金額で、そのお金はほとんど子会社が用立てたそうです。もっとも、その子会社の会長も兼ねていたそうですから、自分の会社の金を使い込んだともいえるでしょう。親も大王製紙の元会長で、親は息子が異常なほどの借金をし、カジノで使い果たしたことは知っていたようです。

 不思議なことは、親である元会長が、「父親として同義的な責任は感じるが、本人の責任である」と言い、息子に代わって借金を払うなどという気は全くないことです。バカ息子が借金漬けで、それもカジノですっていたことは知っていたのでしょう。確かに、47歳にもなった息子は、責任がとれる一人前の大人と認めたいのでしょうが、こんな子供に育ったのは親の責任が半分以上あるでしょう。まあ、子が子なら親も親なのでしょうね。

浅間山遠望(2011年12月10日 群馬県・御堂山から) ようやく浅間山も真っ白になりました。神奈川や静岡の人が富士山を見て白くなったと思うのと同じで、群馬の人は浅間山を見て季節を感じます。

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2011年12月 8日 (木)

再びオリンパス

 オリンパスの損失隠しについて第三者委員会の報告書が出ました。報告書の中では、「経営陣は腐っていた」と、これ以上ないくらいのきつい言葉で非難しています。この報告書に対し、高山社長は、現経営陣の総退陣を表明しましたが、その記者会見の中でこんなことを言っています。「役員の教育まで踏み込んで再発防止に取り組みたい」と。役員に改めて教育なんか必要なのでしょうか。必要がないほどの人だからこそ役員になったのではないでしょうか。オリンパスがすべきことは、そんな教育の必要がない人を経営の中枢に据えることです。まだこんなことを言っているようでは、前途多難ですね。

 私がオリンパス党であることは再三述べています。内視鏡はともかく、カメラの素晴らしさは、40年にわたって実感しています。一時ペンタックス(MZ-5)に浮気したことがありましたが、山に持って行って、すぐに壊れました。修理をペンタックスに頼んだら、「水に落としたカメラは受け付けられない」と言われました。ペンタックスがこんなに霧などに弱いとは。また修理の人の態度が気に入りませんでした。現在サブで使っているオリンパスE-300も山で壊れましたが、オリンパスはすぐに修理してくれました。こんなにオリンパスのカメラを愛用しているのです。オリンパスはこのような人たちの期待を裏切らないでください。

D51(1975年8月16日 北海道・室蘭本線、栗丘栗山間) 当然ながらこれもオリンパスOM-1で撮った写真です。D-51の躍動感が出ていて、好きな写真の一つです。

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2011年12月 5日 (月)

仲井間知事の態度

 2日の金曜日夕方に行われた仲井間沖縄県知事と一川防衛相との会談の模様が、テレビのニュースで何回も流れていました。会談はたった9分間でした。防衛相は何回も頭を下げてお詫びしていましたが、知事は9分後に会談打ち切りを言い出し、頭を下げたままの防衛相を置き去りにして部屋を出ました。知事の怒りはわかります。日本政府の対応の悪さもわかります。しかし、あの態度は少々いただけませんね。あんな態度を取るのなら、最初から会談なんかしなければいいのです。会談を受けたのなら、相手の言うことはきちんと聞くべきです。それが会談というものでしょう。老害でわがままが強くなったのか、それともあの通りの傲慢な人間なのか、いささか不快な気分になりました。

 わが社にもいろいろな方がお見えになります。中には会いたくない人もいます。でも、お見えになった方とたった9分ということはありませんよ。例えば融資の案内や広告宣伝の勧誘などの本当に会いたくない人には、最初から会わないようにしています。会うのならきちんと話は聞くべきです。それが礼儀というものでしょう。そういえば、会談の席で(確か玄葉さんでしたか)、前にも人の発言を遮ったことがニュースで流れたことがありましたっけ。

氷雨の後(2011年12月3日 自宅の庭で) 我が家の車は屋外のモミジの木の下においてあります。2日の冷たい雨に大半が散りました。車のボンネットの上はモミジのじゅうたんになりました。

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2011年12月 1日 (木)

再びチャイナ・シンドローム

 東日本大震災の後の福島原発の事故について、今年の3月19日にチャイナ・シンドロームのことを書きました。それが実際に起きていたことが11月30日に公表されています。3月19日に書いたものの前半を再録します。

 チャイナ・シンドロームは、1979年に公開された映画の題名です。原子炉冷却用のポンプと冷却水用の水位計が不調で、危うくメルトダウン(炉心溶融)を起こしそうになる、という映画です。ジェーン・フォンダ、ジャック・レモン、マイケル・ダグラスが出演していました。製作はマイケル・ダグラスで、今から32年前のことです。まさに、福島第一原発と同じことが描かれていました。映画では、原子炉を緊急停止して事無きを得るという結末だったのですが、実際には緊急停止だけではメルトダウンは防げないようです。メルトダウンを起こすと、その熱で地下が融け、アメリカの反対側の中国に達するというジョークから、チャイナ・シンドロームといわれるようになりました。映画が公開されて幾日も立たないうちに、本当にスリーマイル島の原子炉事故が起こったので、当時大ヒットしました。

 福島原発1号機で溶け落ちた燃料は1500℃以上に達したそうで、コンクリート床を最大65cm溶かしたとみられています。スリーマイル島の事故の時は、核燃料は圧力容器内に留まっていたようですが、福島では圧力容器が破損し、核燃料はすべて格納容器下部のコンクリート床にまで落ち、コンクリートを溶かし、格納容器の鉄板まであと37cmにまで達したと推定されました。こうなると、廃炉するにしろ何にしろ燃料を回収することが可能なのでしょうか。空恐ろしい気がします。ところで、来週12月5日(月)22:00にBSプレミアムで、映画「チャイナ・シンドーム」を放送するようです。興味がある方はご覧になってください。

リュウノウギク(2011年11月5日 群馬県・西御荷鉾山) 数少ない晩秋の花です。葉をもむとお香のにおいがします。

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