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2011年7月 6日 (水)

言の葉

 松本復興相が辞任したいきさつは、マスコミが面白おかしく取り上げています。確かにあの発言は人を見下し、お上のお達しと言えるでしょう。面白いのは、村井宮城県知事との会見で、遅れたことに腹を立てた発言の後で、録画されているにもかかわらず、「最後の言葉はオフレコで、書いたらその社は終わりだぞ」とマスコミを恫喝したことです。そう言われて黙って引き下がるマスコミ各社ではないでしょうに。発言した翌日までは、「まちがったことは言ってないので辞任はしない」としていたのに、5日には一転個人的な理由で辞任です。これまた、国会運営を理由にも挙げているようです。与野党の中には、「松本さんはあんなことを言う人ではないのに」と、同情論もあるようです。復興相就任時にPPM(ピータ・ポール&マリー)の歌である「私の試練」を引き合いに出して「私の真意を読み解け」と言っています。これを、自民党の谷垣総裁が「私の試練はすぐに終わってほしい、との意味だから、覚悟の発言ではないか」と、言っています。それは、あまりにも好意的な見方でしょう。私は単なるあの方の人格のなせる技と思っています。今まで猫を被っていたのが、化けの皮が剥がれただけでしょう。

 4日には、発言すべてをとりあげていないことにも不満を漏らしていました。真意が伝わっていないということのようです。しかし、言葉というものは、たとえ部分的であれ、口から出た以上意味を持つものになります。それは発言した人の感覚ではなく、受けた人の感覚で意味が伝わるからです。中身は違いますが、いじめもいじめた人にいじめという感覚がなくても、受けた人がいじめられたと受け取れば、それはいじめになるのとよく似ています。言の葉は人を勇気づけもし、傷つけもします。たとえ部分的な言葉であっても、ひとたび口から出たらその内容には責任を負わなければなりません。政治家であればなおさらでしょうが、今の政治家にはその覚悟が見当たらないのが残念です。

タカネスミレ(2011年7月2日 秋田駒ケ岳・焼走り) 久しぶりに秋田駒ケ岳に行きました。雪は少ないのに、花にはやや早い感じがします。焼走りは、タカネスミレが咲き終わると、一面にコマクサが咲き始めるところです。

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