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2011年5月23日 (月)

東電と尾瀬

 相も変わらず福島原発のことで東電がやり玉に挙がっています。ここ数日は、3月12日の1号機への海水注入中断が、東電独自の判断か、政府が多少なりとも絡んでいるかでもめています。いい加減で内輪もめは止めたらどうでしょうかね。福島原発そのものもさることながら、山が好きな私としては尾瀬の行方も心配です。東電の負債は、1兆円を超える金額になりそうだとの試算があります。東電は、遊休資産の売却を計画してますが、尾瀬はどうなるるのでしょうか。
 尾瀬は2007年に日光国立公園から分離して、会津駒ケ岳や帝釈山などの福島県域を加えて尾瀬国立公園となりました。その国立公園の面積の何と4割を東電が所有しているのです。国立公園のうち、尾瀬ヶ原や尾瀬沼、至仏山・燧ケ岳などは特別保護地区となっていますが、その7割、および国立公園の群馬県域のほぼ全域が東電の所有地です。尾瀬は皆様ご存じの通り、標高1,400mの日本最大の高層湿原尾瀬ヶ原を有し、貴重な高山植物が多い山域です。「オゼ」と名がつく植物は18種に及んでいます。今のところ、東電は尾瀬を手放す意思はないようですが、今まで尾瀬の保全に多くの資金と手間をかけてきた東電が、これまでのような保護活動ができるのでしょうか。もちろん、国立公園の保護は一企業の手だけではなく、国を挙げて行うべきものですが、この際尾瀬に入る人たちから、入場料を徴収することも必要になるのではないでしょうか。貴重な自然を守るためには、その位のことも必要でしょう。

オゼソウ(2004年7月3日 尾瀬・至仏山) 群馬県側の鳩待峠から至仏山へと登ると、途中のオヤマ沢田代と小至仏山の間にある花畑は、シナノキンバイなどと一緒にオゼソウが一面に咲きます。オゼソウは至仏山のほかには谷川岳にもあります。蛇紋岩指示植物です。

040703

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