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2011年3月 1日 (火)

規則改正による認定調査

 土壌汚染に興味がない方がこの文章を読んでも、ちんぷんかんぷんでしょうね。そのような方は、ごめんなさい、写真だけでも眺めてください。土壌汚染対策法が改正されて1年、早施行規則が改正されようとしています。改正の中身を今読んでいるのですが、おかしなものがたくさんあります。法の中で、土壌掘削して汚染土壌を運び出す時、全部が汚染土壌ではないでしょうから、汚染土壌でないものを選別する方法を環境省は認定調査と呼んでいます。この認定調査で、汚染土壌でないとの認定を受けるのには、法で定められた汚染物質すべての分析がシロ(基準以下)にならなければなりません。これが大変難しいことなのです。とくに、海岸部や古い地層が分布しているところなどでは、何らかの自然由来の汚染が出てしまう恐れがあります。

 環境省は、この認定調査の負担を軽減するためといって、掘削して汚染されていない土で埋め戻したところを認定調査する場合は、調べる必要がない、あるいは埋め戻す土を買う時にちゃんと土を調べて埋め戻した土地は、900m2ごとに調査すればよい、と改正しようとしています。ところが、そもそも認定調査は汚染土壌を掘削除去するときにするものなのです。汚染土壌を掘削除去してきれいな土で埋め戻したところは、土壌汚染地ではなくなっているのですから、そもそも認定調査を行う必要がないところでしょう。認定調査を規定する必要がないところをあえて負担軽減といって打ち出すところに、環境省のいい加減さが出ています。

梅(2011年2月19日 石尊山麓) 先週は4月並みの暖かさになって、梅があっという間に咲き始めました。今週はうって変わって冬に逆戻りです。

110219

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