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2011年2月24日 (木)

土壌汚染対策法施行規則の改正

 昨年の4月に改正土壌汚染対策法および施行規則などが施行されて、間もなく1年になります。昨日(2月22日)、環境省は早くも施行規則の改正案を発表しました。大きくは①自然由来汚染に対する規制緩和、②認定調査における掘削後調査の方法、③5条調査の不備の改正が柱になっています。自然由来の汚染については、旧法では法の対象から外していたのですが、改正法ではきっちりと法の対象にして、土地改変に制限をかけるようになりました。これにあわてたのが国土交通省でしょう。「こんな法律が大手を振って日の目を見たのでは道路ができなくなる~」ということのようです。それはそうでしょう、日本全国自然由来の汚染がある場所はいくらでもあり、掘削などの制限がかけられれば、道路を作るのはかなり難しくなります。

 そこで、環境省は力関係もあり、自然由来の土地については掘削方法などの制限を緩和することにしました。同様に海岸などの埋立地も規制緩和されます。法4条に基づく調査などでも第2種特定有害物質の場合は、調査方法が変わります。しかし、この程度の緩和で国土交通省そのほかの関係省庁が納得しますかね。確かに、自然由来であろうがなかろうが土壌汚染には違いないのですが、小手先の緩和だけで法の運用がうまくいくとは思えません。事態を複雑にするだけと思いますが、いかがでしょうか。都道府県の担当者は戸惑いが大きくなるでしょうね。

オオイヌノフグリ(2011年2月19日 安中市・石尊山) 春まじかになってオオイヌノフグリやホトケノザが咲き始めました。梅も、木や日当たり具合によってはほころび始めています。

110219

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