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2010年7月23日 (金)

農産品のCO2量表示

 農林水産省は農産品を販売する際に、生産によって生じたCO2の量を表示する制度を作るということです。つまり、大根1本を買う時に、生産するにあたり排出されたCO2が何グラムか分かるようにするということでしょう。栽培には肥料・農薬・動力が必要ですから、その生産や燃料が排出するCO2も加えることになります。消費者が商品を選ぶときに目安にしてもらうそうですが、そんなことに目を向ける消費者がいますかね。いわゆる「環境にやさしい農作物」ということで、地球温暖化防止に役立てたい意向のようです。すると何ですか、きゅうり1本、豆腐1丁のCO2排出量を比較しながら、買い物をするということですか。なんか、馬鹿馬鹿しくなってきますね。

 どうせCO2の量を表示するなら、使った水の量を表示することもしてみたらいかがでしょうか。日本の食料自給率は40%ほどですが、輸入する食料は外国で大量の水を使って栽培されたものでしょう。地球にこれ以上人間が増えると、食糧増産に必要な水を確保するため、水戦争が始まるのでは、と言う人もいるくらいです。日本地下水学会と井出さんが書かれた「地下水の科学」を引用(孫引きもあります)すると、輸入食料に使われた水の総量は800億m3になるということです。日本の年間水使用量900億m3に匹敵する量です。CO2も大切でしょうが、私にはこの水問題のほうがよっぽど重要に思えますがね・・・。

シナノオトギリ(2010年7月18日、志賀高原・岩菅山) 志賀高原には2000m級の山がいくつかあって、頂上付近はハイマツがあり種類・量は少ないのですが高山植物もあります。この写真はシナノオトギリといって、オトギリソウやイワオトギリの仲間ですが、見分けがつかないものもあります。

100718

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