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2010年5月24日 (月)

口蹄疫とドナドナ

 宮崎県で、豚と牛の伝染病である口蹄疫が猛威をふるっています。人には感染しないそうですが、さすがに伝染病に罹った牛は売り物にはならないとかで、すでに数十万頭が殺処分されているようです。この報道を見聞きして、脈絡もなくジョーン・バエズの「ドナドナ」が思い浮かびました。売られていく牛が、目にいっぱい涙をため、ワゴンに乗せられていくという歌です。宮崎の牛は、口蹄疫に罹らずに殺処分にされなかったら、命を長らえたかというとそうではなく、結局はドナドナのように売られて肉になってしまうのですよね。日本でも昔、三橋美智也が「藁にまみれてよ、育てた栗毛、今日は売られてよ~、町へ行く」と歌っていましたが、この馬は売り先でかわいがってもらえることもあるでしょうが、牛はどちらにしても殺されるのです。

 人は牛や豚を食べて生きています。農家の人は、いずれ殺される運命の牛や豚を飼育して、生計を立てています。育てた牛を殺処分されるつらさは計り知れないでしょうが、それでも農家の人が、殺される牛のことを「かわいそうで・・・」と話していたことには、いささか違和感を感じました。人の業の深さがわかるようです。

アラゲヒョウタンボク(2010年5月22日、赤城・荒山) 若葉・花や若い枝に毛があることから、こう呼ばれています。二つ対の花が咲き、秋になると赤い実が二つくっついてひょうたんのようになります。でも、蕾もひょうたんの形をしていますね。

100522

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