« 冬季オリンピックのこと | トップページ | またかよ!民主党! »

2010年3月 1日 (月)

チリ地震と津波

 チリでM8.8の地震が起きました。関東大震災(1923)がM7.9、阪神淡路(1995)がM7.3、南海地震(1946)がM8.0ですから、すさまじいエネルギーであるということが分かります。マグニチュードはlogを用いていますので、1違えばエネルギーは一桁大きくなります。今回の地震は阪神淡路の500倍ほどだそうです。もっとも、スマトラの地震はM9.0だそうですから、それに比べると日本の地震は小さいようです。日本ではM8.0を超える地震はめったに起きていませんが、世界ではM9.0を超える地震も時々起きています。1960年のチリ地震のときもマグニチュードは9近くだったと記憶しています。あの時と同じように、今回も津波がはるばると太平洋を越えてやってきました。

 2月28日に朝起きて朝食を食べ、コーヒーを入れてTVをつけて見ると、気象庁の課長が記者会見をしていました。「もうすぐ大津波警報を発令します」と言っていました。大津波警報は奥尻島以来の17年ぶりだそうです。それからはNHKはすべて津波の特別番組で、日本各地の海岸付近に設置したカメラで、実況中継を始めました。15時過ぎには根室の花咲漁港で、90cmの津波を観測し、海水が岸壁を越えていました。日本全体で数十万人に避難勧告や避難指示が出されたようですが、避難した人は少なかったようです。結果的には大津波(3m以上)にはならず、最大で1.2mでした。幸いということでしょう。気象庁の人が過大予報だったかもしれないと謝罪していますが、とんでもない、過小評価の予報よりずっといいですよ。1960年のチリ地震津波では、気象庁はハワイの観測データを無視して警報を出さず、140人もの人が犠牲になったのですから。これからもめげずにがんばってください。

オニシバリ(2004年2月28日、神奈川県・くぬぎ山) この木の皮をむいて縄をなうと、鬼も繋ぎ止められるということから名がついたそうです。春になると目立たない花をつけます。

040228

« 冬季オリンピックのこと | トップページ | またかよ!民主党! »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 冬季オリンピックのこと | トップページ | またかよ!民主党! »