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2009年7月17日 (金)

大雪山系大量遭難に思う

 大雪山系で2パーティ20人を超える人たちが遭難し、9人の死亡が確認されたとのことです。そのうちのトムラウシ山に登ったのは、旅行会社が募集したツアーで、年齢はほとんどが50歳以上の計19名の、3日間の予定だったそうです。北海道の山は、小屋が少なく、あっても無人小屋がほとんどで、食料・寝具を持参する必要があります。熟年の人たちが物見遊山気分のツアーで行くところではありません。やるならせいぜい旭岳や黒岳の日帰り登山でしょう。おそらくは経験もまちまちの寄せ集めの、チームともいえない19名だったのではないでしょうか。最大の責任はこのツアーを組んだ旅行会社にあるでしょう。ツアーコンダクターは北海道の厳しさや気象条件を含めた山のことを知ってる人だったのでしょうか。登る人の健康状態や体力をきちんと把握したのでしょうか。疑問は尽きません。

 もともと、19人という人数は、山をやるには多すぎます。10人程度に分けてパーティーを組むべきです。そうしないと、リーダーは全員を見ることができないし、いざというときに対処できません。少し前のこの場でも書いたのですが、あまりにも中高年の遭難が多すぎます。私も齢六十を超えましたが、少なくとも私には登山歴45年の裏打ちがあります。中高年で、ろくに山に登った経験も無い人、体力も無い人は、ポッと思いつきの観光気分で山に行くことはもう止めにしませんか。

エゾコザクラ(1975年頃、大雪山・お鉢平) 若かりし頃、湧駒別から北鎮・黒岳・北海岳・旭岳を一周したときの写真です。一面に咲いているエゾコザクラに声も出ませんでした。

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