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2009年4月13日 (月)

三重県銚子川のユラユラ帯

 日曜日の午前7:45からNHK総合TVで放送している「日本の自然」という番組は、私にとって数少ないお気に入りの番組です。日本各地の山や川、そして海の自然を写しているわずか15分の番組ですが、ていねいできれいな画像と、時間をかけて撮った美しい自然の移り変わりが他の番組にはない味を持っています。日曜日で家にいるときは欠かさず見ています。4月12日は三重県の銚子川を取り上げていました。

 銚子川は全長20kmほどの小さな川ですが、河口から300mほどは海水が遡上し、明瞭な塩淡境界を作っています。塩淡境界とは、淡水面と塩水面の境界のことですが、沿岸部の地下水の海水進入を扱うときによく使う言葉です。海水の比重は淡水よりわずかに重く、1.024あります。このため、満ち潮のとき両者が混じり合わなければ、河口では流れてくる真水の下に海水が潜り込みます。普通は、流れによって混じり合ってしまい、明瞭な境界は見ることができないのですが、銚子川ではそれをはっきりと見ることができるようです。おかげで、川の中にクロダイやエイが泳いでいます。一生を河口で過ごすアユもいるそうです。境界で淡水と塩水が混じり合うと陽炎のようにユラユラと見えることから、地元ではユラユラ帯と言っているそうです。不思議な川もあるものですね。

マルバスミレ(2005年4月10日、神奈川県・大野山) スミレの季節になりました。このスミレは山の日当たりのよいところに咲く白いやや大きなスミレで、名前のごとく丸い葉っぱをしています。

050410

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